セアカゴケグモに注意

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社畜なので倉庫作業もします

本日倉庫で作業をすることがありました。普段の業務はデスクワーク中心だしオフィスにいると嫌な上司がいるのでいつもは意気揚々と出かけるのですが,今回は気が向きませんでした。なぜなら,その倉庫にはセアカゴケグモが生息しているという話だったからです。

そして倉庫に到着してまわりを探してみるといるわいるわ5分くらい探しただけで3匹のセアカゴケグモが確認できました。倉庫での作業は後日納品されるドラム缶のスペースを空けるためにすでにおかれているドラム缶を移動させるというものです。別に普段ならなんてことない作業なのですが,セアカゴケグモがいるんじゃないかとびくびくしながら作業する羽目になりました。

セアカゴケグモの特徴

セアカゴケグモはオーストラリアが原産と言われています。その名前の通り,背中に赤い斑点があります。真っ黒で赤い斑点があって見るからに毒蜘蛛といった感じです。足も長々としていて超きもちわるいです。写真のキャプチャを貼ろうと思いましたがグロイのでやめます。気になる方はググってください。蜘蛛と言うと張り巡らせた巣の中心にどっしりと構えているイメージがありましたが,今回見つけたセアカゴケグモは柱の陰に巣を丸めた中にこっそりいて非常に発見しづらいです。かまれた場合,α-ラトロトキシンという神経毒を注入され激痛が走るそうです。日本では死亡例はなく,本家のオーストラリアでも1956年に抗毒薬ができてからは死亡例はないそうです。とりあえず倉庫作業中に死ぬことはなさそうなので安心しました。

かまれた場合どのような症状が出るのか

https://dailyportalz.jp/kiji/161029197934

かまれた場合どういうことになるのか調べていたら,体験記を見つけました。なんとわざわざセアカゴケグモを探して捕まえてわざとかまれたという強者です。変態としかいいようがありません。どうやらセアカゴケグモはおとなしい性格らしく近づいたくらいでは攻撃してこないようです。その人もわざわざ手の上に載せて軽くつぶしたりしたらようやくかんできたそうです。

かまれた直後はあまり痛みは感じず,ちくりとした程度だそうです。そのため,セアカゴケグモにかまれたときは気づかない恐れがありそうです。その後,徐々に痛みは増してきてそのうち骨がズキズキするような痛みになるそうです。そして患部は腫れてきます。まだ,セアカゴケグモにかまれたという自覚があればいいですが分からなければ非常にパニックになりそうです。

その方の体験記から抜粋

2014年11月8日(土) 大阪府某所

12:39

セアカゴケグモに左手人差し指の付け根(手の甲側)を咬ませる。

ほんの僅かにチクリと痛みはしたが、「ん?今のは咬んだのか?」と確信を持てずにいた。

いわゆる「甘噛み」で、毒素はまともに注入できていないのではと。

だが、神経を集中すると確かに軽く痛痒い。

この時点ではまだ赤みや腫れも出ていない。

12:45

左腋が痛み出したような気がする。だが手首や肘には症状出ず。気のせいか?

いや、明らかに痛みだした。腋の方が咬まれた箇所よりも痛い。間違いなく毒の作用だ。甘噛みでよかった(この時点ではまだ甘噛みで済んだのだと思い込んでいる)。

こんな毒は初めてだ。痛いが面白い、と感じる。

ハチは刺される際に激痛を伴うが、神経毒は注入時は痛くないのだな、などと考える。

12:56

左腋の痛みが明らかに強まる。これ以上強く痛むと日常動作に支障が出る。これが痛みのピークであってほしい。

などと言っているそばから左胸が痛み出す。少しばかりの危機感を覚える。

また、ここでようやく「あれは断じて甘噛みではなかった」ことを確信する。

13:20

咬み跡の痛みが増した気がする。

手と腕に全然力が入らない。麻痺しているのだ。

まるで左上半身だけが過剰なウェイトトレーニングを一気にこなした後のように脱力している。

13:30

人差し指が痛みだす。

骨がというか神経が痛い感じ。骨の芯だけを打ち身したような…。

13:36

たぶんここが痛みのピークだろう…。そうであってくれ。と、祈る。

(翌日に友人らと大物狙いの釣りに出向く予定だった。)

握力がほとんど無い。拳は握れるが、ペットボトルの蓋は開けられないだろう。

咬み跡はほんの少し腫れたかなという程度の変化。

なお、これ以上腫れや赤みが増すことはなかった。

翌 2014年11月9日

3:00

噛み跡と指はまだ痛い。なんだか痛みのタイプがハチなど普通の毒虫による咬症に近くなったような印象を受ける。

翌々日 2014年11月10日

09:00

咬み跡を触るとほんの少し痛いが、生活に支障をきたしたりするレベルではない。

ほぼ気にならない程度。

噛まれたら骨にひびくような痛みがあり,痛みは2日くらいたってようやくなくなるようです。この人は比較的若い男性の方のようなので,子供や高齢者、女性であった場合もっと症状はひどくなる恐れがあります。やっぱりむやみに近づかない方が絶対に良いです。セアカゴケグモは物陰など、普段人目につかないような場所に巣を作っていることが多いようです。実際今回も倉庫の中の柱の陰やくぼみの中に巣を作っていました。一見すると放棄された蜘蛛の巣のような感じに見えるのですが,よく見るとセアカゴケグモが潜んでいる感じです。倉庫の掃除や,子供さんの場合公園でのかくれんぼの際は気を付けたほうがいいかもしれません。

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