仕事を辞めることを検討すべきタイミング(仕事量編)

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私は身近にうつ病で2年休職し、結局退職してしまった方がいます。現在は完全に復活して新たな道を歩んでいるのですが,その人曰く「メンタル不調で休職しても会社は何もしてくれないし,治療に費やした時間は全くの無駄。病気になって休職して結局辞めるならその前に辞めるのが絶対にいい」と言っており,私の行動指針のひとつとなっています。その人はもともと大学時代にアルバイトで勤めていた会社に就職したものの正社員はアルバイトの時と異なり,業務量に終わりがなく,工夫して早く終わらせても新しい仕事が増えていくだけなので,結局うつ病になってしまったそうです。

日本企業の仕事量の多さはもはや拷問レベル

私の会社もそうですが,仕事は絶対に終わりません。なぜなら終わったら,新しい仕事を命じられるからです。永久に続く永久運動器です。これ,何かに似ていると思ったら旧約聖書のシーシュポスの岩にそっくりです。

シーシュポスの岩

神を欺いたことで、シーシュポスは神々の怒りを買ってしまい、大きな岩を山頂に押して運ぶという罰を受けた。彼は神々の言い付け通りに岩を運ぶのだが、山頂に運び終えたその瞬間に岩は転がり落ちてしまう。同じ動作を何度繰り返しても、結局は同じ結果にしかならないのだった。

Wikipediaより

神を欺いた罰により,巨石を山頂に運ぶという仕事(大変&無意味)を言い渡される

社内用の資料にもかかわらず,見栄えに極度にこだわる。

山頂に運び終えたその瞬間に岩は転がり落ちてしまう。(永久に続く)

上司の趣味としか思えないレベルのダメ出しをされて1からやり直し(先に言えよ)

いざ社内で説明しても,意思決定者は全然違うことを考えており根本的に方針が違う

(上の方で事前に話つけとけよ)

これ不思議なのは優秀な人でも関係なくこうなんですよね。私の直属の上司は私の100倍は優秀なんですが(この人がいないと今の仕事は崩壊する),このシーシュポスの岩度合いは私と変わりません。優秀な人はシーシュポスの岩状態になっていないのなら私も努力しようと思うのですが,なんか日本の企業って,仕事多いことに自己陶酔しているというか,「仕事多い」=「成果出してる」みたいな空気があって本当に嫌です。

仕事を辞めることを検討するタイミング(仕事量編)

さて本題です。ただ忙しいといってもなんらかしらの基準を設定しないと良く分からなくなりそうです。特に,本当にうつ病になるような場合,状況を適切に判断できなくなるといいます。

汐街コナさんの「死ぬくらいなら会社辞めればができない理由(ワケ)」という本で紹介されていましたが,人間本当に追い込まれると本来はある選択肢(転職、退職、休職)というのが見えなくなってしまうそうです。確かに先ほどの私の知人も最終的には仕事を辞めるほど追いつめられていたにもかかわらず、結局はうつ病にまでなってしまいました。

私が提案する基準

そこで,私が提案する仕事を辞めることを検討するタイミング(仕事量編)です。

今日、私の仕事終わった―wwっていう日が1年以上ない場合,

辞めることを検討すべし!

「今日私のする仕事は全くない」という状態が1年以上ないのであれば業務量過多であり,辞めるために行動(転職活動)すべし。別に期間は半年でも一か月でもいいです。

ちなみに「今日私のする仕事は全くない」というのは「今日やらなくても大変なことにはならない仕事は終わった」という状態とは異なります。

「今日やらなくても大変なことにはならない仕事は終わった」という状況はほとんどの人がその状況だと思われます(そうでないと定義のとおり大変なことになりますよね)

そうではなく,「もう今日私がやるべき仕事は何もない」という状況です。ちなみに私はこの状態になった記憶は入社2年目の途中くらいからありません。というか日本の企業の総合職の方はだいたいそうではないでしょうか?なぜなら終わったら次から次へと仕事が降って湧いてくるからです。

私は,仕事が終わった状態でないとなんかもやもやするというか,できればぱぱっと終わらせてぱぱっと帰ってガッツリプライベートを満喫したいです。気持ちの切り替えがあまりうまくないタイプなのだと思います。このような状況ではいつも仕事のことが気にかかっており,プライベートに集中できません。しいて言えばオーケストラの練習の時はかなり集中しているので,仕事のことは忘れられます。

と言うわけで私は2020年までに配当金+低ストレスの仕事を目指して活動中です。

転職については未遂に終わったもの,現在進行中のものがあります。また,最近では現在の社畜で異動するというのも選択肢にあがってきておりまして順次記事にしていきたいと考えております。


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