過去5年の給料と手取りを比較して見えたこと。手取りが全然増えてない。

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皆さんは自分の手取りが去年からどのくらい増えているか把握していますでしょうか?
給料の額面価格でしたら,把握されている方も多いと思います。
毎年給料がいくら上がったかほとんどの企業で通知が来ますからね。

一方で,「手取り」がいくら上がったか把握されている方は少ないのではないでしょうか?
「まぁ税金もあるから給料増加分の8割くらい?もしかしたら7割?」
とか思っている人!実はもっともっととられているかもしれません。

過去五年間の給料と手取りを比較

私のこれまでの給料と手取り額をプロットしてみました。

ちなみに私のもろもろの条件は以下の通りになります。

・一部上場企業6年目大卒総合職
・入社3年目に昇進し給料が年100万円アップ(総合職はほぼ全員自動的に昇進)
・2013年、2018年は比例計算で1年分に補正した値を使用

あれ?きれいな右肩上がりの線に。。。なっていない!!
そうです。額面が500万円くらいまでは結構きれいな線ですが,それ以降は明らかにカーブが寝ています。ちなみに,ある線がどのくらい直線かどうかを評価するのにR2という指標があります。R2が1に近ければ近いほど,直線であり(完全な直線はR2=1)1から小さくなればなるほど直線からは遠くなります。さきほどのグラフ,500万円までの3点でR2を測定すると0.9955となります。ほぼ直線と言っていいレベルです。しかし,6点全部でとると0.9848になります。つまり,数学的にも給料があがっても手取りは直線的には上がらないことが言えます。

給料の増加に対して手取りの増加は2割!?

ちなみにさきほどプロットした給料と手取りの数字を別の角度から見てみます。
今度は給料の増加に対する手取りの増加割合を見てみます
計算式としては(手取り増加割合)=(年間手取り増加量)÷(年間給料増加量)です。つまり,給料が増加したうちどのくらい実際手取りとしてもらっているかの割合です。

なんと2017年、2018年は給料が増えたうちの2割しか手取りが増えていません!
(2018年は見込み額)。ちなみに,2016年に手取り割合が高いのは上述のとおり2016年度に昇進し給料が大きく増加したためです。急に給料が増えたため,この年は所得税など前年度の所得に比例する税金が相対的に低くなっており,手取りが増えています。要はこの年限りの特異点ということです。
いったい何でこんなに給料が控除されているのか見てみたら,全部でした笑
所得税も、住民税も、厚生年金も、健康保険料も、労働組合費までもが軒並み増加してこの惨憺たる結果になっていました。

今後給料が増えたとした場合手取りはいくらか?

ちなみに,今後どのような曲線になるか計算することもできます。対数近似を用いればよいのです。詳しくは省きますが要は上に凸な曲線の近似式を見積もれるということです。結果の線を示します。

結構,実績の線に乗っていることが分かります。この線を使ってもしも年収1000万円の場合の手取りを計算するとなんと587万円です!このままのペースで税金が増えていったら1000万円も給料をもらっても600万円ももらえません!
やる気出ねー!

税金控除の方法

一応国も鬼じゃないので,税金逃れの方法は用意されています。税金がかかる所得の額を控除してくれる素敵な制度です。例えば次のようなことをすれば所得が控除されます。ほっと一安心。

①住宅ローンを組む(住宅ローン控除)
②高額な保険に入りまくる(保険料控除)
③奥さんに扶養になってもらう(配偶者控除)

国は鬼じゃなくて悪魔でした。①、②は論外として,③についても世帯所得という観点で見たら大きく不利です。最近はやりのiDeCoは多少はましな節税対策ですが,原則60歳まで引き出せないというから驚きです。60歳まで原則継続するもの。そう,終身雇用=社畜制度と一緒のビジネスモデルです。もはや私の中ではiDeCo=社畜養成マシーンです。

もはや給料を上げることに価値を見いだせなくなってしまった

ちなみにいわゆる普通の人でしたら国が用意してくださってる上記節税対策のイベントに参加すると思うので,出世して給料を上げることに価値を見いだせると思います。ただ私は住宅ローンを組む気は全くないですし,アクチュアリー(生命保険数理人)を一瞬勉強していた関係から掛け捨て以外の生命保険に加入つもりもないですし,妻にもできれば働いてほしいです。

https://houbokulife.com/post-123/

https://houbokulife.com/post-431/

そんな私は「普通の日本人から外れた」罪により,頑張って給料を伸ばしても,8割は税金で持ってかれるという。なんか正直詰んだ感がはんぱないです。

最近本当に思うのですが,調べれば調べるほど真面目に働く人が損する社会だなぁ~と思ってしまいます。特に税金(広義に厚生年金や健康保険も含む)に関しては,これからさらにもっともっと上がるでしょう。今若い現役世代はきっと退職金からも税金がたっぷり引かれるんでしょうね。(現在は普通の社員がもらうレベルなら非課税か少しの税金で済む)

金持ち父さんの本に書いてありましたが,普通にコツコツ年金を積み立てる人は「定年した時に自分の投資の成果を知る」っていうのが本当に当てはまる世の中になりそうです。

こうなると俄然給料は下がっても低ストレスの生活にあこがれます↓

https://houbokulife.com/post-17/


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