【さようなら】赤字決算発表の吉野家HD

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赤字決済発表の吉野家HDを売却

牛丼チェーンでおなじみの吉野家HDが9月27日に業績修正を発表しました。3-8月期の連結最終損益を従来予想の14.5億円の黒字から8.5億円の赤字に下方修正しました。また,19年2月までの年間決算の予想損益も17億円の黒字から11億円の赤字へと下方修正しました。(同社は3月-2月決算)

決算発表を受けて株価は急落,前日に2003円だった同社の株価は1802円に-10%下落しました。

同社は年に2回系列店で使える食事券3000円(年間で6000円)の株主優待で有名な企業になります。私も優待目当てで1単元(100株)を保有していました。しかし今回の決算発表を受けて売却しました。ちょうど7月に株価が下がった時に買っていたので,損はしなかったことと,半期分の優待3000円はもらえるのでよしとしましょう。ただ,あまり売る気はなかったので残念です。(売った理由は後述)

円安は小売店には打撃

吉野家の発表では既存店の売上高を見込んでいたものの計画には届かなかったこととアークミールが業績不振となったことを下方修正の理由として挙げています。また,加えて人件費において,採用コストが増加になるといったことかも理由として挙げられています。

加えて、言及はなかったものの吉野家の牛肉は北米産のため,円安も経営にとっては打撃であったと考えられます。アベノミクスで輸出大企業、求人倍率の良化といった恩恵はあったものの吉野家のような輸入原料産業、アルバイトが主体の企業にとってはまさに逆風の状況下でしょう。

価格に転嫁すればいいのに

今回の業績の下方修正を受けても今期の牛丼の値上げはしないそうです。もし値上げを発表していたら私は株を売っていなかったと思います。そもそも業績が悪化したのは円安と人件費の高騰が原因であり,完全に外部要因のため企業努力でどうこうできる問題ではないです。一方で私を含めた吉野家のファンは別に10円や20円高くても吉野家に行きます。また,競合の松屋は値上げを発表しています。良化する兆しのない外部環境でコストを削るとしたら株主優待や配当の改悪が考えられます。今回の決算発表では配当について従来予想の10円から20円への増額の変更はしませんでした。また優待についても特に言及はありませんでした。しかし,

今後配当の減額や優待の改悪がありうると思い今が売却の最後のチャンスと思い売却しました。

もともと吉野家を保有していたのは吉野家が好きだったのと優待が目的です。といってもみすみす損をしてまで保有するほどのファンではないので売却することに決めました。

吉野家の社長の河村さん!あんたのとこの牛丼はおいしいよ!10円、20円安いから食べに来ているんじゃないよ!おいしいから来てるんだよ!

でも水はセルフサービスにしてください!なかなか店員が注いでくれないしこっちも人に頼むのは得意じゃないんで!

結果的に1800円のキャピタルゲインと優待券3000円をゲットしましたので結果オーライです。売却によって得たお金は目下株価下落中で配当利回りが8%に届きそうなNGGか,まだ保有していないたばこ銘柄フィリップモリス【PM】か米国第二の通信会社のVZへの投資金にしようと思います。

株式は手放してしまいましたが,牛丼チェーンの中では圧倒的に吉野家が好きなので

お金払ってでも吉野家の牛丼は食べます。


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