しがないサラリーマンでも1,000万円を貯めることは可能
6月末はボーナスの支給日でした。毎月の給料日やボーナス支給日に自分の金融資産がいくらになったか記録するのが趣味なのですが,今月末時点での金融資産(現金+株式時価総額+証券会社内現金)の合計が950万円となりました。このままいけば今年中には確実に1,000万円を超える見込みです。株価の値動き次第ではいつ1,000万円を超えてもおかしくない状況です。今30歳なのですが,比較的若年層で1,000万円の桁に到達できそうというのは率直に言ってうれしいです。
投資クラスタ界を見ると1,000万円以上ある人はざらなのですが,家計の金融行動に関する世論調査によると,30代の貯蓄額の平均は317万円、中央値は40万円、貯蓄がない人は40%なので30歳で1,000万円というのは日本人全体としてはかなり優秀な部類でしょう。
この1,000万円は決して投資で増やしたわけではなく,単純に給料やボーナスを貯めていたからです。今年は円安の恩恵で2018年の業績が非常に良かったためボーナスが史上最高額の支給額だったことも結構効いています。
どんぶり勘定で,1,000万円を配当利回り5%の株に投資すれば年間50万円の配当金を得られるので,来年以降は投資による金融資産の増大を肌で感じることができるかもしれません。
6/30日現在では米中貿易戦争も前向きな兆しが出てきた気配があり,キャピタルゲインの方も金融資産増大に貢献してくれる可能性すらあります。
より広義の意味では金融資産1,100万円
毎月行っている金融資産の算出方法は2種類あって1つ目は先ほどの現金+株式の時価総額です。2つめはこれに未実現現金ではありますが,退職金の見込み額を加えたものです。
弊社の場合退職金は役職と勤続年数で一義的に決まるため,自分がいくら退職金がもらえるか1,000円単位で分かります。そして,退職金は積立金額に金利がついてくるので結構バカになりません。今年辞めた先輩と私はちょうど2倍くらい勤続年数が違うのですが,退職金は3倍くらい違うようでした。
この2つ目のバージョンだとすでに1,000万円超えていて現時点で1,100万円あります。3,000万円あれば年間150万円くらいの配当金をもらうポートフォリオを組むことは可能なので,あと3倍くらい資産を増やせたら月々の最低生活費を最低限賄うことは出来るようになります。
もちろん,これだけでは会社を辞めることは不可能なのですが,とりあえず,パワハラ→鬱病→退職→オワコンという最低の流れは阻止することが可能という意味では大きな意味を持ちます。あと3倍だと結構現実味を帯びてきますね。
サラリーマンでも努力すれば30歳で1,000貯めることは十分可能
私は大学院まで出ているので働き始めたのは24歳の時でした。当時の貯金金額は20万円で,車を買ったら残り数千円とかになってしまった記憶があります。そこから6年で1000万円貯めることが可能な見込みなので30歳で1,000万円というのは誰でも達成可能でしょう。
確かに,今現在もらっている給料は平均以上なのですが,同じ会社の高卒の人の給料ベースで考えても高卒の人は長く働いている分30歳で1,000万円貯蓄というのは十分可能でした。そこに投資も絡めた場合はもっと簡単に達成できます。ということで,30歳で1,000万円というのは決して不可能な目標ではなく誰にでも達成可能だと言えるでしょう。
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