米国に留学していた後輩が言っていたこと
同じ部署に学生時代米国に留学していた人がいるのですが,その人に米国株投資の話をしたら,「そういえば,アメリカでは子供が生まれたら優良株にいくらか投資して大人になったらプレゼントするらしいですよ。」と言っていました。
どこまで一般的な慣習なのか知らないですが,少なくともその人の周りでは普通だったそうです。大学の研究室の人なのである程度ブルジョア階級の人の間の慣習かもしれません。
この話を聞く前から,子供が生まれた瞬間に株を買えば子供が成人した時点で20年も長期投資していることになるのでめっちゃいいやんとは思っていました。
学資保険などで子供のために定期貯金している人は多いと思いますが,かつてのように銀行預金だけで5%も金利がついていた時代ならともかく,現代では学資保険で貯蓄しても全然増えないので実利という意味合いはほとんどないです。
それならばコカ・コーラ(もちろん米国コカ・コーラ)などの明らかに今後数十年は潰れない企業を購入しておいたほうがよっぽど効率的だと思います。
【妄想シリーズ】KOの株をもし30年前に300万円買っていたら
もしKOの株を300万円分、30年前に購入していたら今頃どうなっているのでしょうか。
KOの株価はこの30年間で16倍になっています。1989年に2.8ドルだったのが2018年では45ドルです。これだけで,300万円が4,800万円になっているのでものすごいです。
KOの場合長期保有すればキャピタルゲインのほうもものすごいですが,配当金の伸びもすさまじいものがあります。コカ・コーラは連続増配56年の配当王企業です。1989年からの配当金推移は下記グラフのようになっています。1株当たり配当金はこの29年で17倍になっています。
さて,年間受取配当金についてもし30年前にコカ・コーラを300万円分買っていたら今頃どうなっているでしょうか?
当時の為替は今よりも少し円安で1ドル138円です。300万円だと約21,000ドルです。21,000ドルだと7,700枚コカ・コーラの株を買うことができます。もし配当再投資をすれば30年後には約14,000枚と実に倍になっています。評価額は先ほど述べた,4,800万円です。2018年の受取配当金は2018年ベースで21,800ドル為替を1ドル115円として250万円です。
以下完全に妄想です。私ちょうど30歳なのですが,もし親が私が生まれた時にコカ・コーラの株を300万円くらい買ってくれて20歳になった時にそれをくれて,私がそのまま10年保有したら今頃評価額にして4,800万円、インカムゲインとして毎年250万円入ってくる計算になります。親にはこれまで金銭面を含め色々お世話になったのでもちろんこんなこと期待していないのですが,妄想とはいえすごいことだと思います。
お子さんがいらっしゃる方は将来のために米国のコカ・コーラやマクドナルドなどの優良株に投資しておいて子供が大人になったらプレゼントするのも面白いと思います。
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