クラシックに興味があるけどどの曲を聞いていいかわからない!
クラシックの曲っていっぱい種類があるし交響曲だと1時間くらいあってどれを聞いていいかわからないですよね。私もそうでした。
クラシック初心者の人のために,私が初心者のころに聞いてよかったと思う曲についてご紹介したいと思います。ちなみに聞いていくについて「クラシック耳」みたいなのができてどんどんマニアックな曲や作曲家に興味を持つようになります。
まずはのだめを見よう!
とりあえずオーケストラに興味がある人はベタですが,のだめカンタービレを見ましょう。ドラマでも映画でもいいです。映画の方が短い時間で見終わるのでその分お勧めです。
のだめは誇張している部分は多いですがオーケストラは大体あんな感じです。
楽器やっている人って変わった人が多いので,同調圧力が強い日本にいてもちょっと中国的な自由な雰囲気があります。私はそこもオーケストラが好きなところの1つです。
のだめには超有名な曲が大量に使われています。しかも,古典派から比較的最近の曲まで幅広く使われており,ご自身で気に入る曲も必ずあるはずです。その中でいいと思った曲をとっかかりにしていくといいと思います。
私はゆったりしたバラード系の曲が好きなので,のだめに出てくる中では,
「マーラー交響曲第5番:第4楽章」
「エルガー:エニグマ変奏曲よりニムロッド」
なんかが特に好きです。
映画でよく出てくる,「ベートーベン交響曲第7番」や「ボレロ」もお勧めですしどこかで聞いたことのある曲かと思います。
クラシック初心者の方がまず自分の好みを探るには
①のだめを見る
↓
②自分がいいと思った曲を聞く
↓
③他の曲へ拡張
というのがスムーズな流れになるかと思います。
私の経験上の話
えらそうなこと書いてますが,私もつい5年前くらいまではクラシックなんてほとんど知らなかった人間です。まだまだ知らない曲の方がだんぜん多いのですが,これまで好きになった曲の変遷について紹介したいと思います。
初期のころ(入門~1年間)
・チャイコフスキー交響曲第5番
・チャイコフスキー交響曲第6番
・ブラームス交響曲第1番
ブラームスは完全に「のだめ」の影響ですね。チャイコフスキーの5番と6番はとても有名な曲です。初期のころに聞きに行った楽団で演奏していて好きになりました。
中期のころ(1年目~4年目)
・チャイコフスキー弦楽セレナーデ
・マーラー交響曲第2番
・ショスタコービッチ交響曲第5番、7番
このころは初心者の分際でオーケストラにたくさん出させていただいており,その時演奏することになった曲目をやっぱり集中して聞いていました。弦楽セレナーデとマーラーの2番を初心者の時期に経験させてもらえるなんていかにビオラが人手不足かがうかがい知れますw(体操でたとえるとバク転くらい難しい)
ショスタコービッチはオケにこの作曲家がすごい好きな人がいてその人の影響で聞いてみてはまった感じです。もっと初心者のうちに聞いてもけっこうおもしろいと思います。
現在
・マーラー交響曲第2番
・ブルックナー交響曲第7番
・バーバー弦楽のためのアダージョ
少しだけクラシック知っている人っぽい感じの曲になってきました。
初心者がいきなりこれらの曲が好きって言ったらちょっと驚かれるでしょう。本当に詳しい人は超マニアックな曲を話題に出してきますのでそういったときも会話に入れるようにどんどん知っている曲を増やしていきたいです。
マニアな人からよく聞く曲
・ベルリオーズ幻想交響曲
・ブルックナー交響曲第8番
・各種3重奏、4重奏等
マニア同士がオーケストラの飲み会で意気投合しているのに多いのがこの三種類の印象があります。私はまだあんまり聞いたことがないので何とも言えないのですが,素晴らしい曲だそうです。また,ほとんどの作曲家は交響曲だけでなくもっと楽器が少ない3重奏とか4重奏も発表しています。これらは本当に星の数ほどの曲目があるのですが,マニアな人は大体知っていてこれらの話で意気投合で来たらアマチュアのプロのレベルに到達したといっても過言ではないでしょう。
最後に
クラシックに興味がある人はまず「興味があってもどの曲を聞いていいかわからない」状態になると思います。初心者にオススメの曲と興味がある曲の広げ方について紹介させていただきました。上記の曲は全部youtubeで検索したら出てきますので,よかったら聞いてみてください。