日本株でセミリタイアは今後10年くらいはチャンスがなさそう
日産自動車は25日に発表した決算で,営業利益が前年同期比99%減の16億円となったことを発表しました。
これを受けて株価は過去5年来安値の730円台となっています。
日本株でセミリタイアを目指そうとしたら基本的に安値で仕込んで値上がりを待ち,さらに一部の高配当銘柄やREATでキャッシュフローを稼ぐと言ったところでしょう。
日本株はポラリティが高いので上手くハマった場合結構な資産を稼ぐことも不可能ではありません。実際弊社には2011年くらいの超円高&民主党政権という悪夢のような時代(by安倍首相)に資産を株に変えてその後のアベノミクス相場に乗って3000万円くらいまで資産を増やしたという人もいます。
その人はCANONの株をメインで持っているそうで配当収入だけでも年間100万円以上あるそうです。
さすがに年間100万円ではセミリタイアはできないものの,数年で3000万円まで資産を伸ばすことができたということは注目に値するでしょう。これが再現性よくとまではいかないまでも今後も可能であれば日本株も悪くはないとは思いますが,現実的には厳しいでしょう。
日本株に再現性はないのでセミリタイアしようと思ったら機を待つしかない
一部のアナリストは日経平均は30,000円台まで上がるとか言っていますが,世界的な低金利で景気鈍化が囁かれる中,日銀やGPIFくらいしか買い手のいない日本株が今後上昇することは考えにくく,経済的自由達成の目標を託そうとは思えません。
もしありえるとしたら今後さらに円高が進行し,2011年のように日経平均が8000円台まで落ち込み,そのタイミングで資産を突っ込んでまた景気回復を待つというシナリオでしょうが,何年、何十年かかるか分からないしそもそもそんな状況になるのかすら分かりません。
センスが良かったり運がいい人はデイトレードで資産をコツコツ増やしていけるのかも分かりませんが,私には実現できる自信がありません。
一方で米国株なら何十年と連続増配実績がある企業がたくさんあるし,たとえ減配したとしても数年で元に戻してくれるので信頼性はあります。また,株価も基本的に右肩上がりなので長期保有すれば損をする可能性は限りなく低いです。S&P500は20年保有していれば過去どんなひどいタイミングで買っても損はしません。また,投資の神様ウォーレン・バフェットは今後100年でNYダウは100万ドルになると予言しています。
個別株ではダウやS&P500のように必ずしも株価が右肩上がりになるとは限らないものの配当金という不労所得を運んでくれます。日本株でセミリタイアを目指そうとしたら「一回沈んで,機を見て集中投資」しなければいけませんが,米国株の高配当銘柄であればあと10年くらい貯蓄をせっせと投資に回したら達成できそうな絵が見えます。また,実現性も結構高いと思っています。なによりコツコツ計画的に積み立てるという行為が自分の性格には合っていると感じます。理系人間には特におすすめの投資方法です。
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