キャピタルゲイン投資をあきらめた理由

スポンサーリンク
スポンサーリンク

キャピタルゲイン投資のセンスがないことを痛感

私はもともと日本株でキャピタルゲイン投資を指向していました。何か確たる投資理論をもとに投資していたわけではありません。日本株に投資していた理由は完全にカントリーバイアスでキャピタルゲインを指向していた理由は手っ取り早く稼げると思ったからになります。まだ、日本株は残っていますが,ごく一部の銘柄を除き半年くらいかけて徐々に米国株へと完全移行する予定です。

キャピタルゲイン投資をあきらめた理由は自分がセンスないことを痛感したためです。

センスない投資例①オリエンタルランド

オリエンタルランドはディズニーランドを運営する企業になります。保有株式数に応じてディズニーランドのチケットがもらえるので個人投資家にも人気の株にです。実際同社の株式の20%以上は個人が所有しており人気の株となっています。

2017年にオリエンタルランドの株式を購入しました。当時は株価が割安だったのと優待がもらえるというのが理由です。「そのうち株価があがるだろう」と期待しての購入です。その後,期待していたように株価が上昇しました。この時は「俺って株の才能あるんじゃね?」と若干ですが思ってしまいました。その後若干株価が下がったため、2017年7月に早々に利確しました。大した額ではないですが,7万円くらい儲かりました。

儲かったのでいいのですが,悲劇はその後訪れました。

なんとその後オリエンタルランドの株価は暴騰!ほぼ倍になったのです!結果論ですが、完全に見切り売りでした。私が売った時に若干株価が下がっていたので元の値くらいには下がるだろうと思ったのです。

その後,テクニカルを少しだけ学び,「ゴールデンクロス」、「デッドクロス」法について知りました。(「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」の詳細説明は割愛します。)

確かに私がオリエンタルランドの株を売った時は「デッドクロス」になっていなかったのでこの方法を使えば売りタイミングを間違えることはなかったはずです。

センスない投資例②カルビー

その日から「ゴールデンクロス」探しに奔走しました。幸いまとめサイトもあり簡単に探すことができます。ゴールデンクロスは基本的に毎日発生しておりあんまり知らない企業は怖かったので,知っている会社で探していました。1週間くらいでカルビーがゴールデンクロスとなり,購入しました。その後3日くらいは株価が上昇しました。思惑通りじゃんと思っていましたが,1週間くらいで株価は急落!もうデッドラインになってしまいました。そこで売っておけばまだよかったのですが,もうちょっと様子見るかとなぜか思ってしまい売りませんでした。その後株価はさらに下がり,結局オリエンタルランドの利益分くらい損失を出してしまいました。

結果キャピタルゲインをあきらめた

これだけではないですが、このような経験から自分にはキャピタルゲイン狙いのセンスがないと痛感し米国株投資へとシフトしていくことになります。むしろ,米国株投資を先に知っていればそっちを先にやっていたと思います。勉強って大事ですね。これらの失敗から学んだことをまとめると以下の2点です。

絶対のテクニカル指標はない

巷には各種のテクニカル指標であふれかえっていますが,そもそも絶対の指標があるならばたくさん指標が出ていること自体がおかしいわけで、どれも何らかの欠陥があるということです。欠陥を別の指標で補えればいいのでしょうがセンスが必要です。また,どんな人でもセンスに限りがあるので一生涯儲け続けるのは困難でしょう。私は最初のうちから無理でした。

投資額が大きくなったらますますつらい

今回の失敗例はいずれも最小単元、数10万円単位での取引ですので,精神的には大したダメージはありません。でもこれが数千万円単位の取引でしたら精神への負担は半端ないことが想像されました。私はノミのメンタルなので数千万円単位の額を確たる保証もないテクニカルにかけるのは絶対無理と思いました。成功した時のことではなくどうしても失敗した時のことを考えてしまうのですね。

結局はインカムゲイン狙いに落ち着くわけです。インカムゲイン狙いは退屈ですがむしろ私にはあっている気がします。何より暴落した時も買い場としての価値があるという時点で景気上昇期と後退期のどちらも道があるというのが素晴らしいですね。キャピタルゲインだと株価下がったらできることがなくなって無策状態になるのが何よりも問題点だと思っていましたから。

愚直に米国優良高配当株にコツコツ投資

どんなテクニカルよりも確実性の高い指標だと思います。


米国株ランキング

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村


関連広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする