【人生の選択肢が増える】年間受取配当金30万円の意味【みんなもインカム投資家になろう!】

2019年受取配当金は20万円~40万円程度の見込み

インカム投資に批判的な人の意見として典型的なのは,「たとえ2000万円を投資にまわして年4%の配当金をもらったとしてもたったの80万円にしかならない。80万円ぽっちではセミリタイアなんか到底できないので無意味」というのがあります。言っていることはその通りなのですが,無意味だというのは違うと思います。こういう発想こそ物事を0か100にしかとらえられない日本人の悪癖であろうと思います。私は2018年7月より米国株投資を始めて,2019年の受取配当金は20万円~40万円程度を見込んでいます。まさに,インカム投資否定論者のいうところの「無駄」なレベルの投資家です。確かにセミリタイアは絶対にできないレベルですが,大きな意味があると思います。それは「人生の選択肢が増える」ということです。

2019年の年間受取配当金見込みは20万円~40万円程度 少し気が早いですが,2019年の年間受取配当金の見込み額(税引き後)を計算してみ...

年間30万円を増配3%で50年間得たら3300万円になる

以下では年間受取配当金を30万円として考えていきます。さて,年間受取配当金額は30万円ですが,その内訳は連続増配銘柄が多くを占めています。増配率は毎年異なりますし銘柄によっても変わりますので一概には言えないのですが,年間3%と見積もっておきます。年間3%の増配当言うのはかなりコンサバな見積もりです。例えばたばこ銘柄のアルトリアグループは2018年に20%以上の増配を発表しましたし,ジョンソンエンドジョンソンなんてリーマンショックの最中でも10%の増配をしています。3%なんてごみのように思えるかもしれませんが,長期に保有すれば保有するほどその威力はすさまじいものとなります。例えば,私が平均寿命並みまで生きたとした場合あと50年程度生きられますが,50年間ずっと3%で増配した場合,年間30万円が年間128万円と4倍以上になります。これは追加投資はもちろん配当再投資すらしない場合の値です。さらに50年間の累計受取配当金の額は3384万円にもなります。

これが株式投資は若いうちから始めたほうがよいといわれている所以です。

配当金は人生の選択肢を増やす

たった半年間の投資実績で年間配当金は30万円としょぼい限りですが,見方を変えればたとえ今後一切追加投資、配当再投資をしなくても生涯で3000万円以上の配当金を受け取れる権利を得たという風にも言えます。3000万円といえば田舎なら立派な一軒家が立ちます。車も何台も買うことが可能です。さらに,以前記事にしましたが,このまま定年まで働いたとして,現在の職階で細々と暮らした場合と部長級まで昇進した場合の生涯賃金の差は約2500万円と見積もられます。受取配当金の方が500万円以上も大きい計算です。配当金は減配リスクもあるからそんなのあてにならない!と思うかもしれませんが,日本の会社で部長にまでなれるのは同期入社の1割といわれています。10%です。これから配当金が年平均3%以上で増配される可能性は絶対に10%よりも大きいと思います。しかも部長になるにはこれから20年間耐えがたきを耐え,忍び難きを凌いでようやく可能性が見えてくるかどうかというレベルの話だということを考えると単純に金銭面のことを考えれば配当金をもらったほうがよっぽど手っ取り早いということが分かります。確かに景気後退期に一時的に減配してしまう恐れはありますが,資本主義が続く限り長期平均したら3%は余裕で越えてくるでしょう。

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