NHKは完全にブーメラン提訴してしまった
NHKが立花氏(NHKから国民を守る党党首)に対して,参議院会館に設置されたテレビのNHK受信料2か月分(4,560円)を支払うよう提訴したと報道されています。これに対しての立花氏の対応が面白すぎるので紹介します。なぜかメディアの報道ではNHKが立花氏を提訴したことしか報道していませんが,立花氏の対応の方がよっぽど面白いので絶対に報道すべきと思いますが,報道機関は結託しているため全然報道してくれません。
ちなみにNHKと投資なんて関係ないじゃないかと思うかもしれませんが,法律(社内規則)に抵触しない範囲で自分に有利に立ち回るというのは投資をしたり,経済的自由を得る上では非常に重要な心構えだと思います。常識に縛られずに時に斬新な行動をとるというのは現代社会を生きる上で必須のスキルだと思っているのでくだらないと思わず見て欲しいです。今それを一番効率よく頭を使ってやっているのはN国党の立花さんを置いて他にはいなく,その方法論や着眼点は非常にためになります。
NHKが立花さんを提訴した件とブーメランのからくり
立花氏は2019年7月末から10月初頭までの約2カ月間参議院議員でした。参議院議員には個室が用意されており,その個室にはテレビが元々ついていたため,立花氏はNHKと受信契約を交わしています。ただ,2カ月間の受信料4,560円は踏み倒しています。この料金について今回支払うよう提訴されたという流れになります。
報道ではこの提訴されたという部分しか報道されていませんが立花さんのyoutubeを見るともっと詳細な情報が分かります。面白いと思うのは,立花氏は4,560円のうち3,648円は支払うといっており,残りの912円は支払わないと言っている点です。この理由が面白すぎます。なぜなら提訴したはずのNHKが完全に裏目に出ているからです。
NHKの受信料は正確には分担金と言って,テレビを設置している人(NHKと受信契約義務がある人)が等しく,NHKの経費を分担する仕組みとなっています。現にNHKのホームページには受信料について下記のように書いてあります。
一方で,立花さんのようにNHKと契約はしているけれども受信料を支払っていない人が一定数以上います。例えば,2015年3月5日の朝日新聞の報道によれば,NHK会長籾井勝人が衆議院総務委員会での答弁で,「(現在は対象世帯の)24%が払っておらず、公平になっていない。(未払いの)罰則もない。(支払い義務を)法律で定めていただければありがたい」と述べています。少なくとも24%の人は受信料を未払いしていることを会長自ら認めているような発言です。
もしこの24%に対してNHKがきちんと受信料を徴収できていれば,その分NHKの受信料は安くできます。なぜならNHKの受信料は先述の通り分担金だからです。だから,立花さんは2割分の912円については受信料を支払わないとして裁判を戦うそうです。
もし立花さんが敗訴したとしても分担金が実は2割安く済むということが1人でも多くの人に周知されれば立花さんに得です。例えば私なんかはこんなこと考えたこともなかったです。地上契約の受信料が年間3万円くらいなので,2割と言えば6,000円くらいになり結構バカにできない額です。
もし立花さんが勝訴した場合,今受信料を払っている全ての国民がNHKに対して2割分の受信料過払いの返還請求ができることになります。そうなった場合,NHKの受ける被害は甚大です。NHKの年間予算は7,000億円くらいなので単純計算で1,400億円も支払い義務が生じることになります。そんなにキャッシュがあるとは思えないので,そうなったら本当にNHKは”ぶっ壊れて”しまう可能性があります。
一方立花さんは敗訴したとしても先述の通りこれで1人でも多くの人に情報が伝わればよし,負けたとしてもたった5,000円弱を払うだけの超どうでもいい裁判です。高々5,000円弱と1,400億円。かけているものが違いすぎます。これだけの有利な状況を生み出しているということは当然報道からは読み取れません。漫画カイジやライアーゲームのようなことが現実世界で行われているような感じです。カイジやライアーゲームが好きな人は絶対に立花さんのyoutube気に入ると思うのでぜひ一度視聴してみてください。そして,冒頭述べたようにこのようにルールの範囲内で如何にうまく立ち回ることが出来るか考えるということは投資や経済的自由を得る上でのよい頭の体操になると思うので,投資について学びたい人は基礎的な考え方の教材として立花さんのyoutubeを見ることをおすすめします。
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