【WBK】ウェストパック銀行に40万円追加投資
【2019/11/7追記】
WBKが減配と増資を発表しました。そちらについてはこちらの記事にまとめています。
11月5日は,絶賛株価低迷中、豪州高配当銘柄のウェストパック銀行の決算発表の日でした。結果ですが,いいところも悪いところもありといった微妙なところでした。顧客向け売り上げが前年比横ばい,法人向けは8%の増加でした。総合の営業利益は前年通期比1%増加でした。中間決算では前年同期比売り上げは12-13%増加、営業利益は7%の増加でしたので微妙な結果です。
一方,配当金に関しては据え置きで半期で94セント(豪州ドル)でした。年間で188セント(豪ドル)となります。配当性向は80%で高めですが悪くない数字です。一時期は18ドル台まで低迷していた同社の株価ですが,今日の株価は19.07米ドルでした。1豪州ドル=0.72米ドルとすると,配当利回りは7.1%です。税引き後でも5.7%もあります。
前回の記事で決算が問題なければ追加購入すると宣言しておりましたが,おおむね問題ない内容と判断しましたので,200枚、約42万円を追加投資です。これで同社への投資額は約90万円となりまして,若干PF上の割合が高い水準かと思われますため,とりあえずしばらくは追加投資しない方針です。
短中期的には同社のリターンは少ない見込み
米国の金利上昇、豪州銀行の不正問題などで同社の株価は絶賛低迷中です。また,豪州ドル安も進行しており,ドルベースの配当金はもしかしたら今後減少するかもしれません。しかし,やはり配当利回り7%越えというのは魅力的であり,多少減配したとしても高配当を享受できる可能性が高い。同社はリーマンショックの時に17%減配しております。たとえリーマン時並みに減配されても利回りは税引き後4.7%ですので,文句ない水準です。(もちろん今後リーマン以上の景気後退となり、17%を上回る減配となる可能性は否定できません。)
豪州銀行の不正問題は王立委員会の最終報告が来年の2019年2月に予定されておりなかなか決着がつきません。その後,訴訟問題なども場合によってはかかえる可能性はあります。そして,もうそろそろリセッションが起きるのではないかという噂もちらほらと見聞きされます。一般的に景気後退期に銀行株は脆弱なので数年単位で見た場合同社への投資は報われない可能性はあります。とはいえ,リーマン時でも比較的大きな配当金を出してくれたこと、豪州の経済自体は今後も成長すること、同社は200年続く超老舗企業でありリーマンはもちろんブラックマンデーすら乗り越えていますので,いよいよ倒産となるまではなんとしても保有する方針です。もう生涯保有を通り越して遺産にしていいと思っています。
前回WBKに投資した時の記事です↓
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