株価軟調なブリティッシュアメリカンタバコ【BTI】を30万円分お買い上げ

BTIは配当金の二重課税がない高配当たばこ銘柄

ブリティッシュアメリカンタバコは配当金生活をめざすものならば知らない人はいないであろう英国の高配当たばこ銘柄です。英国ADR株式であり,配当金の現地課税がない銘柄になります。

BTIの株価

直近では値下がり傾向であり,現在値は5年前の水準くらいに落ち着いています。私は52.2ドルで購入しました。この銘柄は今回が初投資であり,60株購入です。PFFWBKに引き続きの購入になります。米国株投資を指向して一か月ようやくポートフォリオの原型の原型みたいなものができ始めた気がします。

過去10年間の配当金推移

BTIは19年連続の増配株(ポンド建ての場合※)であり,2017年の配当金はドルベースだと2.8ドルです。今年も同額とすると,利回りは税引き後で約4.3%となります。年間約1.8万円の配当金をゲットする権利を得たことになります。

※2015年、2016年は為替の関係でドルベースでは減配

BTIの商品

同社は「LUCKY STRIKE」や「KENT」、「CAMEL」、「SPILIT」といった非喫煙者の私でも知っている有名メーカーを販売しています。また、最近テレビCMでもBTIを見かけるようになりましたし,gloはコンビニなどで見かける機会が増えました。

なぜたばこ株は高配当なのか?

私はJT株も保有しています。JTは日本企業でありながら高配当株と言うことで有名な株式になります。他のたばこメーカーのアルトリアグループ【MO】やフィリップモリス【PM】も高配当株として知られています。高配当なのはうれしいのですが,理由が分からないと少し怖いです。なぜなら理由が分からないと将来減配となるような社会情勢になったとしても検知できないからです。

調べてみましたが,明確な理由で納得のいく結論は得られませんでしたので,私なりに理由を考えてみました。(完全に私見です。)

依存性商品のメーカーなので社会貢献として配当金を多く出している

私は非喫煙者ですし,正直ルールを守らない喫煙者が嫌いです。また,たばこの煙は一般的に言って不健康であり,直接吸わなくても副流煙の被害が世の中で話題になることも多いです。そんな世の中のアンチたばこの人の批判をかわすべく配当金を多く出しているという説です。ただ,世の中たばこ株に投資している人ばかりじゃないですし,本当のアンチは株主にはならないでしょうからちょっと理由として苦しい気もします。多少の要因ではあるかもしれませんけど。

設備投資がほとんどかからないので,ほかに利益を株主に還元する場所がない

これはあり得るような気がしています。需要もそんな急激に増えたりするようなものではないので,設備投資費にまわす額もたかが知れているでしょう。それでいてどの会社も高い利益率なので,結果的に配当金に余剰金を回しているという説です。配当金以外の株主還元の方法としてはM&Aですかね。JTが2018年3月にロシアのたばこメーカー、ドンスコイ・タバックを買収したのは記憶に新しいですし,お金は潤沢にありそうです。株主還元としてのM&Aと配当金。これは理由の一角になりえそうです。

株価を下げないためにチキンレース状態になっている

たばこメーカーは最近でこそ,gloやアイコスなどの加熱式タバコといった、ハイテクっぽい商品が出ていますが,基本紙巻きたばこはどれも同じように見えます。(喫煙者からしたら違うんでしょうが)商品で差別化が難しい場合,配当金が他メーカーより低いと株価低下リスクがあります。どこの企業が発端かは分からないですが,配当金下げれないチキンレースのような状態になって軒並み高配当になっているという説です。これもなんかありえそうな気がします。もしこの説が正しいとした場合,今後,電子タバコ商戦や大麻の解禁などで差別化が拡大すると減配リスクとなる可能性があると考えられるので注意が必要かと思います。

結論:たばこ株はやっぱり魅力的!でも買いすぎは私は不安!

配当金の利率が魅力的過ぎるたばこメーカーですが,逆に私は少し怖く感じます。なんかあまりにもうまくできている話なような気がしてならないからです。(心配性なので)

しかし,投資をためらう具体的な問題点も見当たらないので今後も保有していないMOやPMなどもを買い進めていく予定です。普通に配当金の利率だけを考えて投資するとたばこ株メーカーだらけになりそうなので,リスクヘッジのために過度に投資しないよう気を付けたいと思います。また,なぜ配当金が高いのかも今後継続的に調査していきたいですね。

最近はBTIの株価が絶賛低迷しています。米食品医薬品局の規制発表を受けてです。

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