片付けがうまくいかない片付け障害の人でもそれなりにきれいを保てるコツ

掃除が苦手な片付け障害の人はこんまり流がそもそもできない

私は掃除がものすごい苦手です。読みかけの本とか,新聞とかがついつい床に散乱させてしまいます。そういったものが散乱しているとその他のごみも片付けづらくなるので負のループの始まりです。

世の中には片付けコンサルタントの近藤麻理恵さんの提唱している「こんまり流」などを筆頭に片付け本があふれています。本を読んで学習するのは得意なので何度も試したのですが,一向に(自分が満足するレベルにすら)片づけられるようにはなりません。

なんで,自分はこんまり流ができないのかと考えたところ,一つの結論に至りました。それは,そもそもこんまりさんと違い自分は性格が(少なくとも掃除の面で)几帳面でない」
ということです。

こんまりさんをはじめとした部屋のお掃除できる派の人はそもそも性格が几帳面です。そういう人は物が決まった位置にあったほうが,読みかけの本が散乱していないほうが気持ちいいと考えられる人達です。一方私は,さすがにゴミはないほうが気持ちいいですが,読みかけの本はそのままにしておいたほうが後でまた読むときに取りやすいし,新聞くらいだったら散乱していてもあまり気になりません。

この性格の差は部屋の掃除を遂行する上で致命的な差です。

そもそも私のような性格の人間がこんまりさんを参考にするのが間違っていたのです。趣味レベルで野球をやりたい人がイチロー選手の練習法を参考にするようなものです。

前置きが長くなってしまいましたが,私のような人間でも(それなりに)部屋をきれいにぉープする方法というのを考えました。ポイントは以下2点です。

・床の上に置いていいものを明確化する
・それ以外のものは定期的に収納する

掃除ができない人の具体的な掃除方法のコツ

掃除ができない人はなぜ掃除ができないかというと,何をどこまで片づけたらよいのか判断できない。というのがあります。この根本的な致命的な理由によりいざ掃除を始めてもA地点からB地点に移動して結局全然片付いていないという悲しい徒労現象が起こってしまうのです

その対処方法としてはあらかじめ床においてもいいものを明確化しておくというのが有効です。例えば私の場合今このブログを書いている部屋の床の上に置いていいものは以下の5点です。

・ゴミ箱1個
・読んでない新聞を入れる箱
・読書灯
・お菓子、サプリを入れる箱1つ
・布団

正直,今現時点ではこの5つ以外の物も床の上にあるのですが,こう定義してあげることで何が床の上にあってもよくて、何はダメなのか明確になります。後は時間がある時にこの5つ以外のものをもとあった場所に戻すだけです。そのあとに床をクイックルワイパーで拭けば,きれいに整理整頓している部屋とは言い難いですが,友人が来てもまぁ苦情が来ない程度にはきれいになっています。この方法のいいことは最初物を定義する工程を乗り切ってしまえばあとは作業に落とし込めることです。

掃除が苦手な人が一番苦手である「何をどこまで片づけたらよいのか判断できない」というのを一回設定してあげればその後ずっと判断せずに済みます。これを各部屋ごとに気分が乗った時にやって休日などまとまった時間がある時に片付けをすればOKです。

今は一番面積が大きくて片付けが面倒な床のみに設定していますが,基本的には机の上でも同じことをしてあげればいいです。置いていいものを設定する際のポイントとしては「あまり厳しくしすぎない」というのがあります。私もそうなのですが,片付けできない人というのは面白いもので一回片付けをやりだすと逆に「本は一巻から順番に並べよう」とか「全ての文房具を用途別にまとめよう」とか明らかに持続性のない部分に執着しがちです。床の上に置いていいものを設定する際はあまり神経質にならずに「とりあえずある程度親しい友人になら見られても問題ないレベル」の清掃感でないと長続きしません。

また,後で項目を追加したり減らしたりはいくらでもしていいので,とりあえず「床に置いていいものを定義する」ことが重要です。ちょうど連休が始まりましたので掃除が苦手で困っている人は一度試してみることをおすすめします。

↓私も掃除ができないという人と近藤麻理恵さんは猛プッシュをお願いします。それ以外の人は押さなくてもいいです。

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