【予想通り】富士通が約3,000人の早期退職募集を敢行

富士通、NECがそれぞれ3,000人のリストラを発表。無茶ぶり配置転換も。

富士通は2018年の10月に総務や人事など国内の事務部門5,000人の配置転換を発表しました。5,000人と言えば同社社員の約25%に相当する人数です。移動先は営業やシステムエンジニアなど総務畑を歩んできた人にとっては全くなじみのない分野であり,おそらく早期退職勧告に近いリストラだろうと思っていました。

富士通が5000人をSEなどへ配置転換 富士通は10月26日、総務や人事など国内の事務部門をスリム化する方針を表明しました。社員の約25%...

やはりというか2019年早々、富士通は約3,000人の早期退職募集を発表しました。憶測は正しかったと言えると思います。

富士通と言えば誰でも知っている大企業です。早期退職の対象になっている人たちが入社した時にはまさかこんな事態になるとは思ってもみなかったでしょう。しかし,シャープが鴻海に買収されて買収先でリストラにあったり製薬大手のエーザイが早期退職者を募集したりとどんな企業であれリストラや早期退職募集に引っかかったりする可能性は今後どんどん増えていくでしょう。

早期退職の恐怖から逃れる方法

とはいえ,私はまだ事態はそんなに悪くないと思います。というのも今回の富士通の早期退職募集は45歳以上という限定的なものだからです。人件費の安い若手社員まで切ったらそれこそ会社がオワコンだということなので当然ともいえます。大学を22歳で卒業して入社したとしたら45歳の時点で23年間経っています。

毎年100万円を米国ETFや高配当銘柄に投資すればかなりの額になります。例えば,米国の平均トータルリターンと言われている年率6.9%で計算したら5,700万円にもなるし、たとえ株価が一切上がらなかったとしてもアルトリアグループや電力大手のサザンカンパニーやエクソンモービル等税引き後の配当利回りが4%程度ある株に投資しておけば3,900万円になります。

これだけあれば割増退職金も支払われることだし少なくともくいっぱぐれることはないでしょう。これら大企業の社員にとって年間100万円貯めることは本人の努力次第で確実に可能です。むしろ200万円、300万円も十分可能でしょう。

株式投資で十分な不労所得がある人たちにしてみたら割増退職金がもらえて会社からも退職が感謝されるこのタイミングこそ絶好のセミリタイアチャンスとも言えますし,実際そうゆう状況になっている人も米国株ブログを見ると確認できます。

むしろ本当にかわいそうなのは今ほど海外株投資が身近にできなかった時代に入社して会社クビ=路頭に迷う危機となっている人たちでしょう。

私は2013年から日本株投資を始めましたが自分のセンスのなさに辟易してセンスない人でもできる米国株に2018年からシフトしました。私の投資歴や実績はまだまだですが,さすがに45歳くらいになるころにはそれなりの結果が出せているはずと思っています。もしそうなっていないとしたら過去200年間ずっと報われてきた米国株投資が崩れる(=資本主義の終了)か途中の暴落局面で耐えきれずに株を売ってしまうかのどちらかです。

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