【クロノタイプ】遺伝子によって会社員の適性が分かる

会社員って朝型人間じゃないときついと思う

会社勤めで何が嫌かをアンケートを取ったとしたらきっとかなり上位に「毎朝早くに出勤しないといけない」というのが来るんじゃなかろうかと思います。

私もどちらかというと朝は苦手です。毎日定時ギリギリの出社になってしまいます。
一方,同僚の中には毎日定時よりも1時間とか2時間とかそれ以上早く来ている人もいます。その人たちはあまり朝早く起きることを苦に感じていなさそうです。

朝起きられないのはだらしないからだとか言われがちですが,最近の研究では遺伝子が原因である可能性が示唆される結果も得られているそうです。朝型か夜型かどうか遺伝子で決まっているという考え方はクロノタイプという名前の考え方です。

朝型のクロノタイプ遺伝子を持っている人は朝に強く,夜型のクロノタイプの遺伝子を持っている人は夜更かしに強いそうです。これが正しいとするとそもそも遺伝子的に朝始業して夕方終業する日勤の仕事は向いていない人が一定数いる可能性があります。

実際双子の研究では朝型か夜型かどうかの50%は遺伝子で決まっているそうです。

クロノタイプを測定する方法

このクロノタイプを測定できるサイトがあります。全19問の質問に答えることで自分が朝方か夜型か判定してくれるものです。やってみたところ私はバリバリ夜型と出ました。診断結果は4,000人の中で相対的に自分がどこに分類されるかが分かるのですが,面白いことに4,000人の結果は正規分布のような形をしています。このことからも一定割合の人はそもそも朝起きること自体がつらいということが言えると思います。

ちなみに自分が夜型だからいう訳ではないですが,夜型の方が優秀な人が多いという研究結果もあるそうです。

個々人の体調に合わせた働き方ができれば生産性もあがるか

このような研究結果が出てきたことから最近クロノタイプ・ダイバーシティという概念が出てきました。

日本は生産性が悪いことが度々指摘されていますが,クロノタイプを考慮して個人個人が最もパフォーマンスを発揮できるような時間帯を選べるようにできればもしかしたら生産性の向上が見込めるかもしれません。完全フレックス制度を導入している会社も多いですが,仕事は個人でやる仕事だけでなく会議なども多い(会議がメインの人も多い)のでなかなか大胆な利用は難しいです。
あくまで理想論で実際の導入は労務管理などの問題で難しいかもしれませんが,朝型の人と夜型の人で24時間体制で仕事して,育児休暇中の女性は在宅ワークなんかを駆使して仕事できるようになったら日本の生産性も高まりそうな気がします。育休中の在宅ワークを取り入れている会社はちらほら出ているようですので,そういった時代に合った働き方が今後色々な企業で広まっていけばいいと思います。

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