サラリーマンの借金力はすごい【ローン勧誘の電話がかかる】

銀行からローンのお誘いの電話がかかってくる

先日出張関連等の建て替えた経費の振込先にしている銀行から電話がかかってきました。こういう謎の電話がかかってくるとついつい「なんかやらかしたかな?」と考えてしまうのは悪い癖です。
もちろん何も悪いことはしていなく,びっくりすることにローンのお誘いのお電話でした。「カーローンを組む気はないか?」「住宅ローンを組む気はないか?」といったことを聞かれました。人生でローンだけは組みたくないと常々思っていますので丁重にお断りしました。今後ローンを組むことがあったとしても綿密なシュミレーションの結果キャッシュフローが良化することが明確だった場合のみを考えています。(住宅ローンの場合そういうケースがまれにあるらしい。)サラリーマンのメリットの一つに借金するのが容易というのは聞いたことがありますが,まさか銀行から電話がかかってくるレベルだとは思いませんでした。

提示された金利は1.9%(シュミレーションしてみる)

さて,銀行のお姉さん曰く金利は1.9%だそうです。相場は分かりませんがおそらく結構低いのでしょう。せっかく具体的な数字まで提示してくれたので,仮に住宅ローンを受けた場合のシュミレーションをしてみます。

シュミレーション条件
・住宅ローンとして2,000万円借り入れる
・20年返済で毎月均等返済
・金利は年利で1.9%

シュミレーションすると毎月10.53万円返済すると20年で完済です。総返済額は2,628万円で金利だけで628万円も支払うことになります。628万円というと1年間の手取りを余裕で越えてくるので2,000万円借りると人生において銀行のために1年以上労働しないといけないことになります。
マイホームを持つことはお金以外の価値(家族の団らん)がある場合があることは頭では理解しているつもりです。でも,一度シュミレーションしてみてそれでも金利を払う価値があるかは一考の余地はあるでしょう。少なくとも電話で勧誘されておいそれと契約するような案件ではありません。

ついでに計算してみた

これだけだとあんまり面白くないので別のシュミレーションもしてみます。例えば同じように2,000万円を20年返済で借りて配当利回り4%の株に投資する場合を考えてみます。(住宅ローン目的で借りたお金を住宅以外の目的で使用するのは契約違反になりますので現実には不可能です。可能でもやらないですが。)
シュミレーションの各種条件は以下の通りです。

シュミレーション条件
・住宅ローンとして2,000万円借り入れる
・20年返済で毎月均等返済
・金利は年利で1.9%
・2,000万円で配当利回り4.0%の株を購入
・株価は上がりも下がりもせず増減配も0とする(売らない)

借金完済の時点で累計1,600万円の配当金を得られます。株価は上がりも下がりもしない(2,000万円のまま)としているので総資産は3,600万円です。一方で総返済額は先ほどみたように2,628万円ですので,972万円得する計算です。実際には株価は上昇すること,増配することその後も配当金は支払われることを考えるとさらにお得です。(規約違反なのでできないですが)

とはいえ,途中で買った企業が倒産したりしたらローンだけ残って目も当てられないことになるので実際こんなことが可能だったとしてもやめましょう。自己資金でやる分にはどんなに最悪でも0円になるだけです。こういう計算(妄想)をするのは単純に楽しいのとお金の計算の際の何となくの感覚を養うのには役に立ちます。やってみると分かりますが,結構どうゆう計算すればいいのかちょっと戸惑うくらいは難しく,算数の授業とかに取り入れたら金融リテラシーも高まるしいいと思います。

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