他人は所詮分かり合えないものとして対処すべき

会社の上司などとウマが合わなくてストレスになる理由

「嫌われる勇気」で日本でも有名になったアルフレッド・アドラーは「ストレスの原因は全て人間関係にある」と言っています。

普段仕事をしていて感じるストレスも元をただせば人間関係に収斂されます。直接的に怒られたり,理不尽な業務を命じられたりする場合はもちろんです。また,一見すると人間関係とは関係なさそうに見える,例えばたくさんの業務を抱えている等のストレスも結局は,「同僚が助けてくれないこと」だったり,「そもそも,そんなにたくさんの業務を振ってくる上司」がストレスだったりします。

仕事だと気に食わないからと言って簡単に人間関係をリセットすることができないのでそこが根本的な問題なわけですが,もう一つ会社の上司というのはある程度の共通点(例えば会社に対する愛着とか仕事への価値観)がなまじあるので「きっとこの人と分かり合えるはずだ」ということがストレスを助長しているのではないかと思います。

先日,自分とは全く価値観の違う人と関わることがあって,そういう人は逆に対してストレスではありませんでした。

あまりにも価値観が違うとむしろストレスにならない

先日趣味のオーケストラの活動の中で次回の演奏会の指揮をお願いする可能性のある先生との食事会に行きました。

わざわざ可能性のあると書いているのはその人に指揮をお願いしたところ「弦楽器のメンバーの話を聞いてから指揮をお受けするか決めたい」と言われたためです。要は,自分が指揮するに値する人たちなのかどうか面接したいようでした。

そしてあまりにもその先生の主張するところが我々の楽団の方向性とかけ離れていたため結局こちらから指揮をお願いすることは取りやめました。

その先生が主張した内容は下記のようなものです。

①長期契約を結びたい(今後専属になりたい)
②楽譜は時には書き換えるし,自分が作曲した曲をやりたい
③主要メンバーを固定したい

他にも色々あったのですが,どれもかなり自己中心的な要求です。まず①ですが,そもそもその先生に指揮してもらったこともこれまでなく,我々の楽団との相性が不明です。そして長期での固定契約となると金銭的な問題も発生するし何より運営方針でしがらみが生じます。(すでに色々要求してきています。)

また,②についてですが基本的にクラシックは音楽では楽譜を変えることはご法度とされています。クラシックを作曲する音楽家(ベートーベンやブラームス)は音楽的な天才でその天才が長い時間をかけて作曲したのが各曲になります。楽譜には作曲家の思いが込められているのでそれを軽々に変えるのはありえないことのひとつというのがいわば共通認識です。

③についてですが,これは主旨は納得できるのですが,我々の楽団は初心者や一見さんも気楽に参加できることをいい点の一つとしており,また社会人が主婦が主要メンバーということもあり練習も毎回参加できる人ばかりではありません。とはいえ,③だけを主張してきたなら議論の余地はありますが,①、②の主張などをしてきた上で③を言ってくる以上双方が納得する形にするのは困難です。

そもそも,なんか自分の主張を言ってくるばかりで全然我々の話を聞いてくれず言葉遣いは穏やかでしたがヤ〇ザみたいな感じでした。一応,その先生はドイツに留学経験もあるし今現在もそれなりの実績があるような人です。1時間くらい話して(というか一方的に語られて)我々サイドは共通認識として「ああ,この人はないな」となって散会となりました。当然,我々との今後のお付き合いについては白紙となりました。

音楽が好きという共通事項があっても,ここまでお互い理解できないこともあるのかと結構衝撃的な出来事でした。そして面白いことに,あまりにも価値観が違うとイライラしたりストレスに感じるということもありませんでした。多分「もうこの人とは一生分かり合えないな」となかばあきらめに近い感情が湧いてきたからだと思います。

冒頭述べたようになまじ価値観などで共通する部分があると「きっと分かり合えるはず」という相手への期待が生じてしまい,それが裏切られたり想定と違った場合ストレスになる気がします。もちろん,分かり合うための努力はすべきですが,どんなに共通事項があっても一定の割合で「絶対に分かり合えない」人は発生するのでしばらく努力して無理だった場合いっそのことあきらめてしまうというのも手だと思いました。

無理に付き合いを続けてお互いイライラしても誰も得しないですしね。

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