決して貧乏をバカにしているわけではない

投資している人あるあるだと思うけど

普段からお金儲けの話ばかりしているのでたまに誤解されるのですが,私は決して貧乏(な人)をバカにしているわけではありません。(そもそも私もたいして持ってないし)お金があるかないかというのはある意味相互変換しうるパラメーターなので,それで人の価値が決まるという考え方自体が非常にナンセンスだと思っています。(そもそも人間に他人が客観的に観測できる性格の尺度で価値を決定できる因子があるのかということ自体に懐疑的です。)

人の価値を測る因子があったと仮定して,少なくともそれがお金ではない例としては与沢翼氏が挙げられます。彼は「秒速で1億円稼ぐ男」というインパクトある異名で一躍有名になりました。しかしその後2014年には自身の会社が経営破綻。逃げるようにシンガポールに移住しました。どこまで本当か知りませんが当時の与沢氏は無一文だったそうです。しかしその後,大復活して現在は70億円の資産を持っているそうです。

もしお金が人の価値を定義するのだとしたら与沢氏の価値というのは非常に流動的ということになってしまいます。もちろん,お金目当てで彼と付き合っていた人たちからしたらお金を持っていない時の与沢氏は無価値ということになろうと思いますが,もっと哲学的な意味での彼の価値というのは(そんなものがあるとして)基本的に変わらないはずなので,それがこんなに振れている時点で少なくとも人の価値として「お金」という尺度は適当ではないと思います。

例えば私なんかも,世間一般の平均よりも給料は高いですし,平均よりは貯蓄があります。そのこと自体は単なる事実なのですが,それを名指しして「あいつは自分を金持ちだと思っているとか」、「貧乏人をバカにしている」と言われることがごくまれにあります。

私はそのこと自体を鼻にかけたり貧乏人をバカにした態度・発言をしたつもりは全くないのですが,もし謝るとしたらそのように誤解させてしまった何かの言動についてでしょう。

私が平均以上の年収・貯蓄を持っていると言ったって,例えば明日会社を辞めたら一気に平均以下の収入になるし,その後働かずに数年貯金を食いつぶしたらすぐに平均以下の貯蓄になります。年収や貯蓄で人の価値を判断した時点で自分にすぐ帰ってくるブーメランを投げつけるようなものなので非常に無意味だし非論理的だと思っています。今後自分が無一文になろうが,億り人になろうが,お金で人間の価値を判断するような人間にはならないつもりだしそもそも非論理的なことは嫌いなのでそれはないです。

ではお金とは何なのか

とはいえ,私が普段からお金持ちになりたいと思っているのは事実です。お金でなんでも買えるわけではないですが,値段のついているものならなんでも買えます。そして,人生の具体的な問題を解決する上で値段のついているものを買えるということだけで大抵のことは解決します。最もお金で買えないのは安全と健康だと思いますが,基本的に日本は恵まれていてよっぽどの不運がなければどちらも満足のいくレベルで享受できます。

お金さえあれば衣食住も満たすことができるし,定常的なキャッシュフローがあれば嫌な上司から逃げ出して会社を辞めたとして生活できるので,メンタルを病む前に対応できます(これはとても大事!!)。少なくともないよりはあったほうがよっぽどいいものというのが私のお金に対する考え方です。

これは学歴に対しても言えて,基本的に受験勉強というのは記憶力とすでにある回答をいかに早く引っ張り出すかという非常に限定的な人間の能力の一部を試しているだけだと思いますが,少なくとも現代社会においては学歴が高い方が(平均的には)何かと有利に働きます。

そういう訳で,普段から投資やブログを他人に勧めているし,学生に勉強を教える機会があれば(そっちのほうが今後有利に働く可能性が高いので)よりテストの点数が高い方がいいという風な態度をとるのですが,どうもその部分を変な風にネガティブに捉える人が一定数いてたまに困ってしまいます。

私の態度とか言い方が悪い面もあるのでしょうが,私の本心と全く異なっている分非常に悲しい気持ちになるし疲れます。

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