資産3,000万円以下でも貧乏人でも株式投資をしてもいい理由

株式投資はお金持ちだろうが貧乏人だろうが平等である理由

先日twitterの投資クラスタ界隈が一瞬炎上しました。下記の骨シンチグラフ医さんのツイートが炎上元です。

骨シンチグラフ医さんはネタのつもりで発言したらしいので,この記事で骨シンチグラフ医さんのことをディスるつもりはありません。ただ,ネタだと知らない人が見たら,確かに貧乏人をバカにしているようにとられても仕方のない内容であります。

ただ,炎上するということはツイートの内容に一理あると炎上している側(怒っている側)が思っているということを表すと思います。痩せている人が「デブ」と言われてもうっとうしいとは思っても怒りはしないですよね。普段周りに投資を勧めていても「自分は貧乏人だから関係ない」と言ってくる人も多いです。

私の個人的な意見としては投資を始めるのに投資額の多寡は関係ないと思っています。というのも株式投資のリターンは資産額がいくらであっても一定の%で計算されるからです。むしろ平均的な収入の庶民に向けてつみたてNISAなどの諸制度があると思うのでむしろ積極的に投資を始めていただきもちろんtwitterでも発信していいと思います。

例えば,米国株の今後の平均年率は7%程度と言われています。これは,資産が3,000万円ある人でも,1万円しかない人でも等しいです。資産3,000万円の人は年率10%にしてあげる!とか資産3,000万円以下の人は年率3%にしてやる!ということは当然ありません。

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当たり前の事実ですが,そうではないケースは意外にあります。例えば,私はやったことないですが,ポーカーでは「青天井」と言って賭け金の上限がなく,ポーカーの手がどうであろうと,「賭け金をつめなければ負け」というお金を持っているほうが有利なルールが存在するようです。

福本伸行氏の「銀と金」でのポーカーのシーンより

また,これも私は一生縁がないでしょうが,仕手株と言って中小企業の株を買い占めて値が吊り上がったところで一気に売り抜けるという投資法(?)もお金持ちの方が有利です。福本作品に出てくるやつは基本お金持ちに有利にできてますね笑

もうちょっと現実的な投資法では不動産投資なんかも元手があったほうが,資金を借り入れる必要がなくその分の金利や手数料が浮くので有利です。逆に言うと株式投資はお金持ちだろうが貧乏人だろうが,関係なく一定のルールでやれるかなり特殊な投資と言ってもいいくらいです。(とはいえ,やはり資金力があったほうが絶対値としての儲けは多くなるのは当然ですが)

最近,実質上の非課税期間が延長になったつみたてNISAも年間40万円でも一定の成果がきたいできるので超庶民向けと思います。年間40万円はよほど特殊な場合を除いてだれでも努力次第で捻出できると思います。

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例え少額でも株式投資を始めたたら立派な投資家だし自由にツイートしてOK

少し話がそれてしまいました。もともとは資産3000万円以下でツイートするのはダメみたいな話でした。結論としては,冒頭述べたように株式投資は資産がいくらであっても全然問題ないし,ましてやツイートするのに資産額は全然関係ありません。むしろ,普通の人は億り人の投資法はそのまま真似することは困難なので,資産が自分に近い人の参考になるという意味で投資初心者や投資額が少ない人ほど積極的にツイートすべきです。私も資産1,000万円でツイートどころかブログ記事にしてしまいました。ネット界隈では30歳で7000万円!とか20代で3,000万円!という人が跋扈しているのでちょっとビビりながら記事を投稿したのですが,応援コメントもいただけて勇気を出して投稿して本当に良かったと思っています。

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