REITを長期保有することの魅力。日本株で配当金生活するならREITが魅力的【ヘルスケアセクター】

REITは値動きの変動が少なく長期保有に適している

配当金生活をしたいならやはり海外株がおすすめです。特に米国株は数十年単位で増配している企業がたくさんあります。一方で,株による資産形成に興味はあるけど海外株は為替のリスクや情報を入手しずらいのでちょっと。。。という人も結構いますし気持ちはよく分かります。

「最初はどうしても日本株から初めて慣れたら米国株をしようかしら。」と思っている人も少なくないと思います。日本株にもJTや武田薬品工業などの高配当銘柄は探せばけっこうあります。何の知識がなくても米国株投資は始められますが,とりあえず日本株から初めて気が向いたら米国株をするのもOKです。

その中で結構おすすめなのがREITです。(REITを株と呼称していいのかはとりあえず気にしないことにします。東証に上場していて証券口座で容易に売買できるという意味で今回は株ということで話をすすめます。)

少しだけ補足しておくと,「REIT(Real Estate Investment Trust)とは、日本語では「不動産投資信託」と言うように、多くの投資家様から集めた資金で多数の不動産を所有し、そこから得られる賃料収入を投資家の皆様に分配する投資信託です。」(SBI証券より)

性格としては不動産投資に近い投資商品になります。

【REITの魅力】米中貿易戦争でも値動きが比較的安定的

現在日本ヘルスケア投資法人というREITを保有しています。日本各地に老人ホーム施設などを保有しておりその賃料を分配金という形で株主に還元するタイプのREITになります。利回りは結構高くて,現在の取引価格で税引き後4%あります。私が購入した時はもう少し価格が安かったので,4.2%の利回りがあります。
一方で,私はJT(日本たばこ産業)も保有していてこちらも私の買値では利回りは同程度です。

JTと日本ヘルスケア投資法人で異なる点としては含み益があるかないかです。直近米中貿易戦争がまたこじれだしており,何の因果があるのか分からないですが,日本株は下落しています。そのあおりを受けてJTも年初来安値の株価となっている状況です。私がJTを保有しているのは配当金というインカムゲインが目的なので,短期的な株価はどうでもいいのですが,JTに関しては現在絶賛含み損を抱えている状況です。

一方で,日本ヘルスケア投資法人も株価が下落しているものの,下がり幅は小さいです。普段の値動きも一般株式に比較して緩慢です。日本ヘルスケア投資法人についてはわずかですが,含み益が出ている状況です。こちらについても短期的に売買する気はないので株価はどうでもいいのですが,やっぱり含み損よりは含み益の方が気分としてはいいです。値動きが安定の背景には分配金の原資がヘルスケア施設の賃料ということが一因としてあります。米中貿易戦争が激化したところで老人ホームの空室が増えるということはないからです。

どのREITでもいいと思いますが,ヘルスケアや医療関係のREITは少子高齢化の日本において今後も成長こそすれ需要がなくなることなないと思われるのでお勧めです。私も今後銘柄数や保有数を増していきたいと思っています。

シーゲル流でも日本株を持っていても全然問題ない理由

米国株投資をしている人の100%はジェレミー・シーゲル教授の「株式投資の未来」を読んでいるはずです。同書は米国株式のリターン、特に高配当銘柄のリターンがいかに素晴らしいかを滔々とデータをもとに説明している良著です。他の投資本も読んでいますが,なかなか「株式投資の未来」を超える衝撃作には出会えていません。データをもとに語るのが大好きな理系脳の人が読めば必ずドーパミンが大量に出ること間違いなしです。

さて,日本のREITは当然米国株ではないので,シーゲル流に反するのでは?とも思いますが少なくともシーゲル教授の教えには反していません。「株式投資の未来」では米国株の素晴らしさを語っている反面で「国際分散されたポートフォリオ」が推奨されています。

過去の実績だけを考えた場合米国株100%の方がトータルリターンは高まるでしょうが,今後の予期せぬ事態を考えた場合の措置として国際分配の重要性を考えた結果でしょう。
というわけでこれからとりあえず日本株を始めて慣れたら米国株を始めようかと考えている人も日本株を保有していても問題ありません。でも配当金の増大を目指す場合は高配当銘柄か高配当REITに投資する必要があります。また,開設する証券口座はSBI証券か楽天証券がいいです。この2つの証券会社であれば海外株の取り扱い銘柄数が豊富で手数料も安いです。

私の場合最初の口座を開設した当時日本株しか知らなかったので〇井証券の口座を開いてしまい,結局SBI証券の口座を開くという二度手間になってしまいました。

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