そろそろリセッションが来そうでも株を売らない理由

たった数日のタイミングを逃さずに売買しないといけないから

そろそろ米国市場がリセッション(景気後退期)に突入するのではないかという意見が散見されます。そろそろというのは1~2年以内くらいというのが大勢の意見のようです。根拠データとしては米国債の長短利回りが逆イールドになったとか住宅着工件数が低下しつつあるなどです。そろそろリセッションが来る可能性があるというのは私もその通りだと思います。

それならばリセッションが来る前に株を売却しておいて,株価が戻る前に買い戻したほうがよういのではないかという考えが頭をよぎります。

一方で, リセッションが来ないもしくは大分後になってから来るとした場合現時点で株を売却してしまったら機会損失が生じることになります。このある意味二項相反的な考えが拮抗してどうしようか悩んでしまうわけですが,結論から言うと私はリセッションが来るとしても株を売ろうとは考えておらずガチホしようと考えています。

リセッションが近くてもガチホする理由

リセッションを利用して大儲けするためにはあたりまえですが,リセッションが来る前に株を売却して株価が上昇に転じる前に買い戻す必要があります。

そんなことはそもそも可能なのでしょうか?もし可能だとしたらどのくらいのピンポイントで売買する必要があるのでしょうか?

金融経済学の世界には効率的市場仮説という仮説があります。効率的市場仮説というのは市場は常に完全に情報的に効率的であるとする仮説のことです。この仮説が完全に正しいとすると,株式取引は株式を常に公正な価格で取り引きしていて,投資家は株式を安く買うことも高く売ることもできないということになります。
したがってこの仮説が正しいとするとリセッション前後で高値で売って安値で買い戻すというのは不可能ということになります。

私はこの仮説は完全には正しいとは思っていませんがおおむね正しいと思っています。完全に正しいと思わない理由は効率的市場仮説が正しいならバブルや大暴落なんてそもそも起きないはずです。そのため,効率的市場仮説のすきを突けばリセッション前後でお金儲けできる可能性は残されています。

具体的にどのくらいのピンポイントで売買する必要があるか

では効率的市場仮説のすきをついてリセッション前後で儲けるには具体的にどのくらいのピンポイントで売買をしないといけないのでしょうか?

チャールズエリス氏著の敗者のゲームにその答えがあります。彼は1980年から2008年の間で短期的に売買した場合のトータルリターンに与える影響を調査しました。結果ですが,株価が上昇に転じるベストな10日のタイミングを逃しただけでもガチホする場合よりもリターンが落ちるという結果が得られました。

ちなみにこの10日というのは検証期間のわずか0.25%にすぎません。0.25%というのはサイコロで6を3回連続で出す確率(0.46%)よりも低い確率です。逆に言うと全く不可能ではない程度の確率とも言えます。そのため,リセッション前に売って株が回復する前に買い戻そうという気にもなるのでしょう。

私は絶対に6を3連続で出せない自信があるのでガチホで行こうと思います。もしもリセッション前に株を売って短期的に儲けようと思っている人はまずサイコロを3回振ってみて6が3連続出せるか試してから行動に移ったほうがよいでしょう。

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