【手取り17万・昇給なし】アベノミクスで正社員の給料は上がらないのか

ジム・ロジャーズ【私が10代の日本人なら海外に行くか武装する】

2019年11月19日をもって,安倍総理に在任期間が歴代1位となりました。安倍さんと言えば大胆な金融緩和などが柱のアベノミクスが経済面の成果としては有名です。

確かに,アベノミクスにより本来狙っていた大規模な財政出動、求人倍率の上昇、幼保無償化等,一定の成果は出ているとは思いますが,正社員の給料の増加,株価の上昇という面ではあまり効果が出ていないように思います。株価は上昇していますが,日銀が大量に買いを入れている影響が大きすぎるのでそれを考慮すると成果とはまだ言えないと思います。また,正社員の給料も全然上がっていないのは井野衆議院議員が国会で指摘しています。井野氏は自民党なので自民党が自ら認めているようなものです。

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手取り17万円・昇給なし

この数年でアルバイトの時給は950円から1,050円に値上がりしています(首都圏でのデータ)。これはアベノミクスにより求人倍率が上昇して人手不足となったことによる需給バランスの結果と思われますので成果と言ってもいいでしょう。一方で正社員の給料が上がっていないのは先ほど述べた通りです。伸びていないどころか,下記のような求人がいまだに存在します。正社員ではありますが,月給17万円、昇給なし、福利厚生なし。昇給と福利厚生は正確には明記無しですが,書いてないということはない可能性のほうが高いでしょう。

ウォーレン・バフェット,ジョージ・ソロスと並び「世界三大投資家」と称されているジム・ロジャース氏は著書「日本への警告」の中で,日本の将来的な見通しは暗く「もし私が10代の日本人だったら海外に移住するか武装する」と言っています。日本にいても収入は先細りするし,貧困が進んで犯罪率が増加するためというのが,ロジャーズ氏の主張の根拠です
。先ほどの求人みたいな奴隷と変わらない待遇で働くしかないのであればさもありなんと言わざるを得ません。

まともな求人がなくても全然問題ない理由【インターネット】

ただ,今が素晴らしいのはインターネットがあることです。安倍首相はアベノミクスで正社員の給料を上げようと全力を尽くしてくれているし,もしかしたらまだ可能性はあるかもしれません。ただ,ここまでやって成果出ないのであればもう難しいかもしれません。実際,私はもう給料上げることはこだわっていません。

年間40万円の配当金の意味。少額でも生活は変わりました。 タイトルに「配当金生活を実際にしてみての誤解」なんて書いていますが,私の年間...

野党や一部のアンチ安倍首相の人は「安倍を許さない」とか言ってプラカード掲げて溜飲を下げているわけですが,現代のインターネット社会,所得を上げるのに給料を上げることにこだわる必要性を全く感じません。給料を上げるのはあくまで手段であり,目的ではないことをプラカードを掲げて喜んでいる人はみんな忘れているか気づけない残念な人です。

そういう意味でジム・ロジャース氏の意見「もし私が10台の日本人だったら海外に移住する」と言うのにも少し懐疑的です。確かに海外(特にアジア諸国)ののんびりとした空気感は大好きですが日本は安全だし,娯楽もたくさんあるし日本語通じるし住むだけだったら割といいですよね。配当金や副業である程度のお金を稼ぎつつ自分の好きなところ・ペースで働くことが出来たら最高だし一番素敵と思います。少しずつですが,成果は出始めており,同じような考えの人に少しでも参考になるよう今後もブログで発信し続けようと思っています。

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