【年間配当金40万円の意味】配当金生活を実際にしてみての誤解

年間40万円の配当金の意味。少額でも生活は変わりました。

タイトルに「配当金生活を実際にしてみての誤解」なんて書いていますが,私の年間受取配当金はせいぜい40万円程度であり当然,配当金で生活費は賄えていません。ただ,タイトルは嘘ではなく配当金を年間40万円でももらうことで実際に生活とくに仕事面で具体的な行動の変化が出ています。

私は2018年から配当金を重視する投資法に切り替えています。その際の構想では配当金を貰い,もっと楽な仕事に転職していき最終的にはほとんど働かないというところまで持っていこうと考えていました。当時思っていたこととしては少なくとも年間配当金100万円くらい得られるようになるまでは大して生活面で変化は起こせないだろうなと思っていました。

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ただ,たとえ年間配当金40万円でも実生活でいくらかの変化が起きていますので紹介したいと思います。ちなみに年間配当金40万円というのは単純に米国株投資をする前から投資していた日本株を売って米国株に乗り換えただけのお金と1年分の余剰資金を振り向けただけであり大して投資としては何もしていません。

配当金を貰うことによって変わったこと

①昇給をしない選択肢をとった

今の職階は大卒平社員の基本的なポジションです。会社に入ってから6年くらいたち希望すれば次の職階に進むことが可能です。ただ,意図的にそれをしていません。なぜなら次の職階に上がっても高々昇給は月1万円あまりです。年間にして20万円くらいです。もちろん20万円という額は大きいのですが,それに付随する責任というか,ただゴタゴタしているだけの仕事を振られることに対するリスクが大きすぎます。配当金を貰うようになる前は当然お金のために昇進するつもりだったのですが,今は費用対効果を考えてしか昇進するつもりはありません。これは大きな変化です。給料以外にお金をもらうようになると頑張るポイントを自分で意図的に調整することができます。

②部長級以上の昇進を目指すのを辞めた

似たような話でより時間軸が長い話です。今昇進しないということは当然それ以上の職階,例えば部長などになる時期は遅れるか,なることができないでしょう。課長までは希望すればよほど無能でない限りいつかはなれますが,部長となると話は別です。同期の1割程度がなれればいいいようなポジションです。部長になることで発生する余剰の給料は約2,000万円であることは推算して導き出しています。

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2,000万円というのはやはり絶対値として大きい額であり,いくら費用対効果が悪くても収入の最大化の上では重要です。そういうこともあり皆特に会社に対して忠誠心があるわけでもないのにとりあえず出世を目指している人も少なくないと思われます。一方で,あと50年は生きられるとして,年間配当金40万円を単純に50倍すると2,000万円になります。年間ではたかだか40万円ですが,塵も積もれば山となるです。もちろん,50年の間に全体としては増配もするでしょうしキャピタルゲインも望めます。追加投資もするつもりなので実際は何倍かのリターンが望めます。もちろん先のことは分からないのでそうはならないかもしれないですが,単純に過去の平均くらいのリターンが今後も続けば2,000万円の何倍もの金額が得られることになります。少なくとも部長になれる可能性10%よりは高いはずです。

昇進を目指さなくしたのはお金だけでなく上の人に目指したいような人がいないことや上に行ったとて大企業では大した権限が発生しないなどの理由もあるのですが,やはり先立つものであるお金の面で目途が立っているというのは大きなポイントです。

冒頭の話に戻りますと,私の年間受取配当金は現時点では約40万円ですが,もし配当金の増大をめざす投資をしていなかったと考えるとそれよりも絶対に今の状況は低ストレスであり,もはや広義の意味で配当金生活をしているとも言えなくはない状況です。よくtwitterなどで,年間数十万円の配当金を貰っても意味がないみたいなことを見かけますが,個人的な見解では全くそんなことはありません。単純に未来に向かって自分の力で前向きな努力をしているということだけで意義深いと思います。

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