そだねーが流行語大賞を受賞

マスコミの報道が気持ち悪い件について

カーリング女子の「そだねー」が流行語大賞を受賞しました。今日はこの話題について述べたいと思います。この記事は完全に感想文であり,さらに結論としては(少なくともこの報道にかかわった報道陣は)民度低いと思う。という結論です。
※6年間北海道に住んでいたことがあるので,なんか北海道が馬鹿にされているような気がしたので抗議の意味があります。

そもそも「そだねー」は北海道弁なのか

私は北海道に6年間住んでいました。北海道ではごみを捨てることを「ごみを投げる」と言ったり,知り合いと別れるときに,じゃあねという意味で「したっけー」と言ったり北海道弁を知らない人は戸惑うような方言がたくさんあります。6年住んでいてだいたいの方言は身につけたつもりですが,「そうだねー」を「そだねー」と言うのは気になったことがありません。確かにそういう風なイントネーションでしゃべる人は今考えればいたような気がしますが,北海道弁と言うよりは個人のクセと言ったほうがいいレベルの違いだったと思います。少なくとも,せっかくカーリングで頑張っている中でわざわざ大々的に取り上げる必要が分かりません。

もぐもぐタイムは動物園を想起させる

カーリング女子で話題になったのは途中にインターバルで果物などを食べる「もぐもぐタイム」です。カーリングは頭を使う競技のため糖分を摂取するということを視聴者に伝えるという意味ではいいと思います。ただ不満なのは,最初は「おやつタイム」と言っていたのになぜか途中から「もぐもぐタイム」とわざわざ名前を変更したことです。

どっちでもいいじゃないか

と北海道以外の人は思うかもしれませんが,北海道の人が「もぐもぐタイム」と聞いてまず思い浮かべるのは旭山動物園のえさやりの時間です。

旭山動物園では各動物にえさやりの時間が決まっていて,来園者はHP等で事前に確認することができます。このえさやりの時間のことを昔から「もぐもぐタイム」と呼んでいます。動物園の動物は普通だとあんまり動かなくてつまらないですがえさを食べるときはダイナミックに動いてくれるので,来場者に人気のシステムです。導入当時は全国的に話題なったし,北海道民が旭山動物園に行く場合はもぐもぐタイムに合わせて園内を回るのがほぼ常識となっています。マスコミは確実に旭山動物園の「もぐもぐタイム」に合わせる形で名前変更したと思われますが,人と動物を一緒にしているような感じがして気持ち悪いと思いました。

なぜ普通に報道できないのか

せっかくカーリングという比較的認知度の低い競技を報道しているのだからルールとかカーリングならではのことを報道してほしかったです。それなのにちょっと耳についた個人的なイントネーションの違いとか,おやつを食べるとかそういう上っ面のところをいじるなんて,飲み会でとりあえずいじりやすい人を適当にいじって楽しそうにしている空気読めないおじさんみたいです。大阪なおみ選手の時も,ハーフであることを揶揄するような質問が多かったしどうして日本人は分かりやすくちょっとでも人と違うことを発見したらそれを(しかも悪い意味で)いじりたがるんでしょうか。カーリングの問題だけだったらたまたまだと思って流せますが,普段も似たようなことを感じるので本当に気持ち悪いと思いました。同調圧力と言うか,「とりあえずみんなと一緒が安心」みたいな日本人気質に通ずるところがあるんだと思います。株式投資をしていても,最初は周りから奇異の目で見られていましたが,探してみると結構投資している人は結構いるし,米国株投資も私のすすめでやり始めようという人もちらほら出てきました。自分が少数派になってしまって周りから有形無形の嫌がらせを受けて気分悪い場合の対処法としては無視するか,多数派になることです。多数派にならなくても発言力の強い人を味方につければこれまで文句を言っていた人もなぜかなびいてきます。投資については最近周りから市民権を得られだしてきた気がします。これからも株式投資を興味ありそうな人には積極的にすすめていきたいと思います。カーリングの話題から最後強引に株式投資の話に転換できたところで今回の記事は終わりにしようと思います。

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