セミリタイアをすると死亡率は確かに上がるが結局は自分の努力次第
セミリタイアや完全リタイアをすると仕事の量が減ったりなくなったりするので社会との接点は減ることが予想されます。またリタイア後,家に引きこもった場合運動不足にもなることが想定されます。その場合寿命にはどのような影響があるのでしょうか?
米コーネル大学のマリア・フィッツパトリック氏と豪メルボルン大学のティモシー・ムーア氏は米国において,社会保障の退職年金を受給できる最低年齢の62歳で死亡率がどう変化するかを調べました。結果ですが,男性で62歳の死亡率が2%上昇することが分かりました。また,オランダでも同様の調査が行われ結果でも男性の場合退職する年齢を遅らせると60代前半の男性が5年以内に死亡する確率は32%も低減すると報告されています。いずれにせよ退職することで死亡率が上るということをどちらの調査でも示唆している結果となりました。また,女性の死亡率は男性ほどは悪化せず,うつ病のリスクについても同様の結果となりました。
これらの調査から分かること
この調査から分かるのはセミリタイアうんぬんというより,単純に運動不足で社会とのつながりもなくなると早死にするということだと思います。この結果を持って,セミリタイアは早死にするので目指すのを辞めましょうと言うつもりは当然ありません。むしろ,定年まで仕事一筋でいた場合いつか迎える定年後に特に社会的な居場所を確保できなくて早死にするリスクがあると思うのでできるだけ若いうちから仕事ばっかりしていないで社会的なネットワークを構築しておくべきだと思います。
我々はどうしても目先の課題に目が行きがちであり自分の健康についてはおろそかになりがちです。私も運動不足+ストレスによる過食ではっきり言って太り気味なので注意が必要です。健康のためお酢を飲んだりしていますがあまり効果は見られていません。健康という意味でもストレスフルな労働環境にいることはマイナスの影響を及ぼす気がします。
そういう意味ではむしろセミリタイアしたほうが,健康増進するのではないかと思います。例えばこの記事は3連休の真っただ中に書いていますが,3連休だと仕事のストレスがないので食生活に気を使えるし運動もできます。時間もあるので部屋の掃除までできました。完全リタイアまではいかなくても投資や副業で経済的な余裕を得て仕事の時間を減らししたりもっとストレスレスにできることで心の余裕が出て自分の健康に対してケアできるのではないかと思いますので引き続き目指していきたいと思います。
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