堀江貴文氏の目的は娯楽の創出
本屋に行くとホリエモンこと堀江貴文氏の本を必ず見かけます。それも毎回見る本が違っていてものすごいペースで本を執筆しているようです。こんなにたくさんの本を出版する理由として堀江氏は「本屋に本がある人の意見は正しそうに見えるから」とラジオで言っていました。
本の執筆とは別に私の知る限りでメルマガを配信したり,AbemaTVの「ドラゴン堀江」という番組で売れない芸人やグラビアアイドル、堀江氏自身を東大受験を目指したり、帯広でロケット開発をしたりと様々なことをしています。挙句の果てには「多動力」なんていう本まで出すほどの多動ぶりです。
以前からなんのためにこんなことしてるんだろうと思っていました。お金のためだろうかとも思ったのですが,ロケット開発はどう考えてもお金儲けにはならずむしろ多額の投資が必要でお金を失いそうです。答えはグロービズの堀江氏の講演【創造的破壊から生まれる日本の未来】にありました。これから定年後のサラリーマンがあふれかえって暇な人が増えると社会が不安定になるので娯楽の創出により受け皿を作ることでその問題を未然に解決したいというためのようです。(暇な老人が増えると堀江さんの足をひっぱってきてヤダから娯楽を開発して暇な老人をなくしたいという目的もあるようです。)
実はやっていることには意味があって、なんでホリエモンが芝居なんかやってるんだと。僕はAIとかロボティクス時代の生き方というがすごく気になっていて、そこがテーマなんです。僕がオンラインサロンとか演劇をやっているのは全てそこに繋がっているんですね。僕なりに近未来の生き方はどうなればいいのかについて考えていて、どうなるかというと定年後のサラリーマンが社会に溢れるっていう現象が起きます。【動画の9:10あたりから抜粋】
ちなみに堀江さんの読みだと今後「演劇」が娯楽として成長するそうです。カラオケのように一般人もプロンプターなんかを利用して演劇に興じる未来が来るに違いないと予想しています。演劇関係の株(どういうのがあるのか知りませんが)を買うともしかしたら将来的に伸びるかもしれません。
人生なんてただの暇つぶしとか誰が言ったから分からない名言がありますが一理あると思います。60歳か70歳までボロボロになるまで働いてその後は無趣味で適当にテレビを見て老後を過ごすなんて絶対楽しくなさそうです。堀江さんのような才能ある人が作った娯楽(旅行とか行楽地とか)にお金を出して時間つぶしするのも悪くはないかもしれませんができれば自分が本当に価値を感じることができることに没頭するのがいいですね。決して旅行とか行楽地に行くだけの老後を否定するわけではないですが,それだけだとなんか自分らしさがなさ過ぎてちょっと悲しくなりそうです。
ちなみに行楽地などで時間を消費して退屈しのぎをすることについては國分 功一郎氏の「暇と退屈の倫理学」で非常に興味深く論じられているので別途記事にしたいと思います。
また、私個人の意見としては娯楽として楽器演奏をおすすめします。体力が落ちても続けられるし認知症の予防にもなります。初心者でも問題なく始めることができます。
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