パワハラ上司とマニュピレーター上司の違いとは
今現在職場にとても嫌な上司がいます。
どこが嫌かというと,とにかくすぐキレる。人の話を聞かない。頭が固くて自分の意見をとにかく押し付ける。と嫌な上司のテンプレみたいな人です。どこの職場にもいるかと思います。
ずっとこの人のことをパワハラ上司だと思っていたのですが,実はマニピュレーター上司なんではないかと最近気づきました。それ以来,苦手は苦手ですが,以前よりその人に対するストレスが低減出来ている気がします。
マニピュレーターとは日本語で「操る人」という意味です。大抵は地位が自分より低い人を操って思った通りに動かすことを至上命題にしている人のことです。特徴としては以下のようなものがあります。
とにかく自分の思った通りにしたがる
時々優しい
かと思うと急に怒り出す
イメージとしてはDV男のような感じです。DV男は女性を思い通りにするためにひどい態度をとるわけですが,一方で時たま優しい言葉をかけたりするわけです。その女性が承認欲求が強かったりメンヘラタイプの場合そういうプロセスを何度か繰り返すうちにDV男に依存心を抱くようになるというメカニズムです。女性の依存心をあおるという意味で立派なマニピュレーターです。
多くの部下は上司から気に入られたいと思う訳なので,同じ構図が上司と部下にも当てはまります。
最近このマニピュレーターという言葉を知って,これまで抱いていたその人との関係性についての疑問が氷解しました。ずっとただのパワハラ上司だと思っていたのでどうしたら怒られないかばっかり考えていました。
怒られないように過去に自分や他人が注意されたことを念頭に色々行動するのですが,なぜかうまく行かない。
以前はこれでよかったのになぜ今回はダメなんだ。。。
逆にこんなレベルのアウトプットなのになぜか今回はOKだった。。。
というようなことが何度もありました。とても混乱していたのですが,改めて考えると仕事の質で判断されていたというよりもその人が私を思い通りにするための行動だとしたら整合性が付きます。
前者の場合,仕事の質はOKでもとりあえず文句を言って改善させたほうがその人が私を操っているという前例を1個作れます。後者の場合,色々ダメだしされた挙句のアウトプットだったので質はダメでもマニピュレーションという観点ではOKです。
パワハラ上司とマニピュレーター上司の決定的な違いはパワハラ上司の場合,その人に何らかの信念や仕事のレベル感があってそのレベルに達していれば執拗に怒られることはありません。一方でマニピュレーター上司の場合,信念はなく部下を操りたいだけなので何をしようが怒られます。パワハラ上司の場合パワハラの程度にもよりますが,自分の成長につながる部分もあると思いますが,マニピュレーター上司の場合成長しないのではっきり言ってさっさと見切りをつけたほうがいいと思っています。
マニピュレーター上司の見極め方と具体的な対処法
さて,ここまでマニピュレーター上司の特徴について述べてきました。じゃあ具体的なマニピュレーター上司の見極め方と対処法について述べたいと思います。
マニピュレーターの特徴としては先ほど挙げた特徴のほかにもう一つ特徴があります。それが,「まわりの目があるとマニピュレーション行為をしなくなる」というものです。マニピュレーターは人の目とりわけ自分より年齢が上だったり立場が上だったりする人の目を気にするので衆人監視のもとで叱りつけたりすることを避けたがる傾向があります。あくまで傾向なので,必ずしも当てはまりませんが,誰がいようが態度が変わらない場合はマニピュレーターではなくパワハラ上司の可能性が高いです。
そして対応としては,衆人監視のもとでは(比較的)おとなしい性格を利用してなるべく個人的に対峙しないようにするということがあります。また,マニピュレーターは操作できる人を探しているだけなので操作されないようにすることが大事です。相手のペースに巻き込まれないようにすることが大事です。
とはいえ,上司は上司なので完全に対応するのは不可能です。でも,嫌いな上司がマニピュレーター上司なんだと認識できることで仕事をしていない時に自責の念に駆られたり,なんで自分はこんなに怒られなきゃいけないんだと思うことがなくなりました。
心理的に嫌ですがパワハラ上司にはあえて目をガン見しながらコミュニケーションすると効果的なことがあります。
嫌いな上司がいる人は投資をしてセミリタイアを目指すのも一案です。実際にセミリタイアするには時間はかかりますが,抵抗しているというだけで前向きな気持ちになれます。
面倒くさい資料作成をいかに手を抜くかについてです。
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