2018年のポケモンGOの収益は約8億ドル(約860億円)!!
2016年にサービスが始まったスマホ向けゲームポケモンGOの2018年の収益は前年比35%増の7億9,500万ドル(約860億円)に上るそうです。リリース当初は絶大な人気を誇ったポケモンGOですがその後この手のゲームにありがちなパターンとしてだんだん飽きられてしまったのですがここへきてまた再度やり始める人が急増したことが収益拡大の背景としてあります。2018年12月2日はポケモンを捕まえた時の経験値が2倍になるということもあり,私の住んでいる地域でもポケモンGO祭りでした。アイテムをゲットすることができるポケストップというところではポケモンを呼び寄せるルアーモジュールというアイテムを使うことができます。ルアーモジュールが使用されているポケストップは桜吹雪が舞うので判別できるのですが,12月2日は見渡す限り全てのポケストップでルアーモジュールが使用されており真冬なのにまるで花見シーズンのような雰囲気でした。
さて,人気再燃しているポケモンGOですが,その理由について実際2016年リリース直後にはまってその後飽きてまた始めたという典型的な私の体験談を踏まえて考えてみようと思います。(最近は寒いのでまた飽きています。)
一番の理由:インターバルのデメリットが少ない
もうこれに尽きると言っても過言ではありません。レベルアップするごとに次のレベルに上がるまでに必要な経験値がけた違いに上がるので見た目上のレベル差が発生しずらく,完全に0から始める人でも1,2カ月本気で取り組めば25レベルくらいにはなります。今条件のレベルが40レベルなので最もレベル高い人ともそんなに差がないように見えます。あとアップデートされたことでレベルアップ自体が副次的な目的になったのも大きいです。今はホウエン地方など多彩なポケモンが出現することになったため本来のポケモン図鑑を完成させるという目的が主の目的になっています。
さらにフィールドリサーチという毎日の簡単な課題をクリアするイベントがあるのですが,1週間分フィールドリサーチをするとルギアとかエンテイなどの伝説レアポケモンが出現します。レアポケモンが課金不要で比較的お手軽に入手できるのはやっていてすごいモチベーションになります。しかも,1週間連続でフィールドリサーチをクリアする必要はないので普段忙しくて毎日はできない人でも比較的続けやすいです。
任天堂の収益向上は限定的
さて,ポケモンGOの人気が再燃ということで任天堂の収益にどのような影響が出るか気になるところですが,その効果は限定的でしょう。まずポケモンGOの収益の約30%はApple社やgoogle社に手数料として支払わないといけないそうです。任天堂の取り分は約32%と言われており,275億円の利益となります。任天堂の2018年3月期のの売上高1兆556億円は営業利益は1,775億円でした。営業利益に占める割合でいえば15%なので結構な割合ですが,任天堂側も少なからず人件費などの経費が掛かっているでしょうから売上高の比率で考えると3%弱にしかなりません。ポケモンGOが再燃しているからと言って任天堂株を買って儲けを狙うのはあまり得策とは言えないでしょう。むしろ,手数料として同等の額が入ってくるApple社やgoogle社のほうが商売としてはうまいので同社が組み込まれているS&P500ETF等を購入するほうが得策でしょう。
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