中国・韓国等、近隣諸国と分かり合えるようになる方法

とにかく交流することが大事

ニュースで韓国の徴用工問題やレーダー照射事件が話題になっています。中国とも尖閣諸島や領海侵犯の問題で日常的にトラブルになっています。とはいえ,せっかく近くにいるのにいつまでたってもいがみ合っているのでは非常にもったいないと思います。もし日本・中国・韓国が一丸となってアジア地域をまとめて発展させることができれば経済的にアメリカと対抗することもありえない話ではないのかなと思います。

政治的なニュースはとりあえず政治家に任せて市井の私たちは積極的に交流すればいいと思います。最近はインバウンド需要が多いことから日本にもたくさんの訪日外国人(多くの中国人・韓国人が含まれる)が来ているので別に海外に出ていかなくても交流することは可能です。日本に来ている以上それなりに日本に好感を持っているはずなので話しかけて邪険にされることはないでしょう。

歴史認識の溝は深い【あえて答えを出さなくてOK】

私は学生時代,留学生として来ていた複数の中国人と仲良くなる機会を得ることができました。彼らとはお互いの文化・歴史認識から下ネタまで幅広い話をしまして,かなり仲良くなれたと思っています。時には歴史問題を直接議論することもありました。第二次世界大戦の時の話もしまして,印象に残っていることとして,中国では日本軍(関東軍)が中国を植民地支配しようとした理由は「日本では地震が多くて危険なため地震が少ない地域に移住したかったから」と教えられているそうです。

多くの論点はとりあえず置いておいてこの説明は確実に嘘であろうと断言できます。少なくとも日本でこんな話を習ったことはないですし,実際違うでしょう。正確には関東軍を御しきれなかった日本の軍部が空気に負けてなし崩し的に関東軍の横暴を承認してしまったといったところが正しい理由と思います。(ここら辺の話は川田稔氏の「昭和陸軍全史」に詳しく記述があります。)

このことを中国人の彼に伝えたところ「いやそれは違う。学校でそう習ったからこっちが正しい。」と一点張りです。共産党の言うことを聞かない=オワコンの中国人からしたら政府がただの軍の一個の組織を御せないというのは信じがたいことであり,それは地震が日常的になっている日本人からしたら地震から逃れるために移住するなんて想像もできないことと同レベルの話でしょう。

とにかく,彼らとの歴史認識の溝は驚くほど深くこれをいちいち埋めていくのはぶっちゃけ面倒くさいです。最初のほうは頑張ったのですが,もう途中から面倒くさくなってどうでもよくなってきました笑。でもその彼とその後仲悪くなったのかというと全然そんなことはなく今でも交流があります。

しかし結局これでいいのかなと思っています。学校で習った歴史が違っていても飲み会には行けますしカラオケにも行けますし中国に遊びにも行けます。こうやって交流していくうちに時間が風化してくれることでしょう。

例えば現代社会において川中島で祖先同士が戦ったからと言って山梨県の人と新潟県の人が争っているなんて話は聞きません。何かの本で読んだのですが,人口の一定割合が日常的に交流している地域間では戦争が起きないそうです。今後通信技術や輸送技術がどんどん発展すると異国間の交流も容易になってくるでしょうからニュースを見て文句を言うのではなく積極的に外に出て行って交流するとよいでしょう。

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