レッドブルについて
私はビビりなので,会社で重要な会議や大事な予定がある際は気合をいれるためレッドブルを飲みます。コーヒーも飲むのですが,私の体感では10倍くらい効き目が違います。なんかもう,「シャキーンッ」って感じです笑。気合が入る音がします。
ロシアワールドカップでクロアチア代表選手が試合中にレッドブルを飲んだため7万スイスフラン(約780万円)の罰金をうけたという話題もありました。スポンサーがコカコーラだったためパワー・レードを飲むことが推奨されていたためだそうです。パワー・レードは飲んだことがないのでなんとも言えないのですが,ワールドカップという大事な場面でレッドブルを飲みたくなるという気持ちはとてもよく分かります。
成分は結構普通
私は理系ということもあり,こうなると「いったいどの成分が効果があるのか」気になってしまいます。そこでレッドブルの缶に記載の成分を見てみました。
○原材料名
・砂糖類(砂糖、ブドウ糖)
・ビタミンB2、B6、B12
・ナイアシン、パントテン酸Ca
・カフェイン
・L-アルギニン
・酸味料、香料
・着色料
とりたてて特別なものは入っていないように思います。いったいどの成分が効果あるのでしょうか?一つ一つの成分について実際に飲んでみて効果を確認してみました。(砂糖、酸味料、香料、着色料に関しては他の飲料にも含まれているので今回の調査からは除外しています。)
ちなみに,結構長くなってしまったので結論から先に書きます。
カフェイン→覚醒効果
L-アルギニン→眼精疲労解消効果
覚醒+眼精疲労解消により「シャキーンッ」
※あくまで私の体験によるものです。
調査内容と結果
・ビタミンB2、B6、B12およびナイアシン、パントテン酸Ca
なかなか聞きなれない成分ですが,これらが全てが含まれているサプリが都合よく見つかりました。DHCから発売されている「ビタミンB-MiX」です。正直これが一番調達が面倒臭そうだったのですが,一気に解決です。
この商品にはビタミンB12の想定される効果が書かれていました。
ビタミンB12及び葉酸は、赤血球の形成を助ける栄養素です。
う~ん。あんまり関係なさそう。赤血球ができるのはなんかいい方向に働きそうですが,レッドブルの効果は飲んで10分程度で感じるのでそんな短時間で赤血球がドバドバ形成してたらなんか怖いです。
飲んでみましたが,やはりというか覚醒効果は全くありませんでした。念のため1か月くらい飲んでみましたが,やはり覚醒効果はありません。
(そもそも覚醒効果があるなんて書いてないのでDHCさんをディスっているわけではありません。同サプリは不足しがちなビタミンBや粘膜を健康維持を助けるビオチンが含まれており,値段も手ごろなため大変いい商品だと思います。)
カフェインは効果あり,ただ含有量からするとこれだけで説明するのは後味悪い
さて,次は真打登場、カフェインさんです。これは覚醒効果あるのは確実でしょう。でも一応調査です。カフェインも実は錠剤として一般に売られています。
エスタロンモカには1回2錠中にカフェインが200mg含まれています。コーヒー500ml相当の含有量です。コーヒーを飲むとトイレに行きたくなるので,会議前などはコーヒーよりエスタロンモカの方が便利でしょう。持ち運びにも便利です。
こちらは当然覚醒効果がありました。ただ,レッドブルを飲んだ時のような「シャキーンッ」といった感じではなく,あくまでコーヒーを飲んだ感じです。また,気になるのはカフェインの含有量です。
エスタロンモカ(2錠):200mg
コーヒー(100cc):40mg~60mg
レッドブル(100cc):32mg
レッドブルはコーヒーよりもカフェイン含有量が少ないです。カフェインだけですべてを説明しようとするとちょっと強引な気がします。
しかし,やはりというか覚醒効果はありましたので,効果の一因ではありそうです。
ここまで調査して,少し考えました。レッドブルのあの「シャキーンッ」とコーヒー飲んだ時の感覚とは何が違うのだろう。。。1点思いついたのが,「眼精疲労の解消」です。私は常に眼精疲労気味です。仕事はデスクワーク中心ですし、趣味は細かい音符を見るオーケストラ、テレビゲームです。眼精疲労にならないわけがありません。レッドブルを飲んだ時は眼精疲労が改善する気がします。ここにヒントがありそうです。
L-アルギニンは血管拡張作用有。さらにL-シトルリンは効果大。
次の確認成分はL-アルギニンです。L-アルギニンで調べると「血管拡張作用」と言うのがありました。おお、眼精疲労に効きそう。さっそく購入し飲んでみました。ドラッグストア等でこちらも市販されています。ちなみに,L-シトルリンというのもあり,こちらは体内でL-アルギニンの生成量を促進するそうです。両者を飲んでみました。結果ですが,どちらも眼精疲労解消効果がありました。一方で,両者を比較するとL-シトルリンのほうが眼精疲労の解消効果を強く感じました。L-アルギニンは体内で分解されやすいそうですが,L-シトルリンは分解されにくく,むしろ体内でL-アルギニンに変化するため効果を強く感じたものと考えられます。眼精疲労で覚醒効果?と思われるかもしれませんが,睡魔の発生理由として眼精疲労と言うのは大きく作用します。試しに眠い時にホットタオルで眼をあたためるとそれだけで眠気が抑えられるのを確認できます。(気持ち良くてそのまま寝てしまうと効果が検証できなくなるので気合で起きててください。)
冒頭にも書きましたが,再度結論です。
カフェイン→覚醒効果
L-アルギニン→眼精疲労解消効果
覚醒+眼精疲労解消により「シャキーンッ」
※あくまで私の体験によるものです。
ちなみに残る成分のブドウ糖についても検証しました。こちらは覚醒効果はなかったのですが,頭がつかれたときに結構効果ありました。本筋からはずれて長くなるので別の機会にまとめようと思います。
健康関連で,健康診断結果から脳梗塞などの循環器系の病気のリスクがわかるサイトについて紹介もしています。
https://houbokulife.com/post-319/
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