シーゲル予想、2019年は高配当銘柄が株高を牽引

2019年も株高は進行する見込みか

株式投資の未来の著者であるジェレミー・シーゲル教授はCNBCの取材に対して、2019年も株高は進行するだろう。しかし、株高を牽引するのはハイテクセクターではなく、もしかしたら大規模なセクターローテーションが起きて高配当株が株高を牽引するかもしれない。と発言しています。
彼はその著書『株式投資の未来』で割安高配当銘柄へ投資すべしとの説を主張していますのでポジショントークの一面もあると思いますが、実際高配当銘柄の飛躍に期待したいところです。そろそろ冬のボーナスの季節ですのでどこに投資するかとても楽しみです。

とはいえ、シーゲル教授はあくまで株高になる可能性に言及したのみで断定したわけではありません。(そもそも彼は学者なので未来について断定することは今後もないでしょうが)
リスクについてもシーゲル教授は具体的に明言しています。1つ目のリスクは貿易摩擦です。こちらについては以前からNAFTAと米中貿易摩擦のリスクについて彼は言及していました。NAFTAについてはそれに変わるUSMCAが成立しましたのでいいとしても、米中貿易摩擦に関してはますます激化する可能性すらあります。

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2つ目のリスクは経済の減速です。2018年の10-12月期のGDPの成長率は3%未満を予想する人が多くそれが実現した場合、株式を投げ売りする投資家も出てくるでしょう。
3つ目にして最大のリスクはやはり利上げです。11月8日にFOMC(連邦公開市場委員会)の会見で利上げについて特に言及がなかったことについてシーゲル教授は『予定通り利上げがされる無言のサイン』と捉えているそうです。彼曰く金利3.25%で劇的に株が売られブレークスルーする恐れがあり、金利の引き上げについて『直面している最大の脅威』と述べています。

鉄板はブリティッシュアメリカンタバコに投資

とはいえ、能力のある投資家ではない私はある程度の資金余力は残しつつも定期的に株式を購入するのが吉でしょう。冬のボーナスの投資先の第一候補は株価が絶賛下落中のブリティッシュアメリカンタバコの買い増しです。こちらに関しては同様のことを考えている人も多く、最近の私のブログの検索流入の半分は過去にBTIに投資した時の記事でした。現在配当利回り7%を伺う水準になってきており投資妙味が上がってきています。一方でアルトリアグループの株価も微妙に下がってきておりこちらが第2候補です。BTIはブレグジットが収束するまで株価が一定のレベルに低空飛行してくれそうな気がします。また、FODがメンソールタバコの禁止を検討しているというニュースで今後もしばらくはさらに株価が下がるかもしれません。一方で、アルトリアはなかなか利回りが高いタイミングで購入するのは難しく配当利回りが税引きで4%を超えたら購入を検討します。4%超えなくてもアルトリアは増配してくれるので買いたいですけどね。両方買ってもいいのですが、そうすると購入額が下がるか買付余力が減ってしまうかの二択なのでそれはそれで判断が必要です。
投資先候補はたくさんありますが、費用が限られているのはもちろんデメリットなのですが、その間に色々調べたりできるのは楽しいです。

ブリティッシュアメリカンタバコに投資した時の記事です。

BTIは配当金の二重課税がない高配当たばこ銘柄 ブリティッシュアメリカンタバコは配当金生活をめざすものならば知らない人はいないであろう英国...

アルトリアグループにも40万円ほど投資しています。

どちらの銘柄ももっと追加投資していく予定です。

高配当銘柄の代名詞アルトリアグループ アルトリアグループは言わずと知れたアメリカの高配当たばこメーカーです。2008年にフィリ...
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