カナダで大麻が解禁へ

カナダ、嗜好用のマリファナ(大麻)を合法化

10/17日、カナダは個人で楽しむために使うマリファナ(大麻)を全国一斉に合法化しました。州ごとの規制のもとで大麻の栽培や販売、使用が認められます。

マリファナ愛好家の間では早速パーティーを開いて祝うそうです。ニュースの中で見つけたインタビュー記事で、キャロル・ワイルズさん(56)は「歴史的な日です。生きている間に合法化されるとは思わなかった」とコメントしています。彼女は10代からマリファナを吸い続けていたそうです。いやそれは犯罪だろ。と突っ込みたくなりますが,すでに米国の一部の州やウルグアイでは大麻は合法化されており,日本人が持つほどのダーティーなイメージは欧米諸国ではないのかもしれません。

今回の合法化の背景にはカナダでの生涯大麻経験率は4割を超えるなど,違法使用が蔓延化しており,合法化することで公的管理する方針に転換したためという背景もあります。

アルトリアグループが既に大麻商品化に動いているという噂も。。。

CBSのニュースではアルトリアグループが大麻の生産者の買収に動いているという報道もあります。ただ現時点ではあくまでも噂レベルの話だそうです。

Marlboro maker reportedly wants stake in Canadian pot grower

Marlboro maker reportedly wants stake in Canadian pot grower

報道によるとマルボロメーカー(アルトリアのこと)はカナダの大麻生産者に投資したいらしい。

It looks like the Marlboro Man may soon be into weed: Tobacco company Altria Group is reportedly considering buying a stake in Canadian cannabis producer Aphria.
マルボロマン(注:アルトリアグループのイメージキャラクター)は大麻に参入か:たばこメーカーのアルトリアグループは報道によるとカナダの大麻メーカーのAphriaを買収することを検討中であるとのこと。

Canada’s Globe and Mail cited multiple unidentified sources in reporting Altria, maker of Marlboro cigarettes, had expressed an interest in acquiring a minority piece of the the pot producer. Details of the investment are still being worked out, but the idea would be to eventually hold a majority footing in the Canadian firm, according to the newspaper.

The talks aren’t yet final and could fall through, the report stressed. Altria had no comment on “rumors and speculation,” a spokesperson said in an email, while Ontario-based Aphria didn’t immediately return a request for comment.
「Canada’s Globe and Mail」(=カナダのニュースサイト)にはいくつもの非特定のソースからの情報があり,アルトリアが大麻生産者に興味を示していることを示しているらしい。報道によると詳細を交渉中とのこと。しかし,この交渉はまだ決裂する可能性があることを報道では強調している。また,アルトリアの報道担当者は「うわさと憶測にはノーコメント」としている。

Altria would be just the latest in a slew of American consumer companies looking to ink deals with Canadian cannabis firms as sales of recreational marijuana are set to be legal in Canada, starting in a week.
アルトリアは大麻に投資したがっているたくさんのアメリカの消費メーカー会社のなかでの最新の1つの会社に過ぎない。

Coca-Cola last month said it might target consumers seeking to ease inflammation and related pain by using a legal chemical found in pot called CBD that’s unrelated to the psycoactive ingredient tetrahydrocannabinol, or THC.

The American beverage company’s signaling its interest came about a month after Coors said its Canadian division would partner with Canadian cannabis producer Hydropothecary to develop a nonalcoholic drink containing marijuana.

Separately, Constellation Brands, the maker of Corona Beer, said it would spend $3.8 billion to hike an investment in Canadian marijuana producer Canopy Growth.

コカコーラは先月,炎症や類似の痛みを和らげるため大麻中の合法成分CBDを今後ターゲットにし,カナダのカンナビス社とCBD入り清涼飲料水について開発していきたいと発表している。
コロナビールの会社も3.8億ドルを,カナダの大麻生産者であるCanopy Growthに出資を出資する予定である。

冬のボーナスはアルトリアかBTIか悩む

あまり抜本的な意味での新商品が生まれにくいたばこ産業で大麻というのはかなりホットな商品になりそうな予感です。一方でカナダのGDPは1.65兆ドル(2017年)であり,アメリカの19.3兆ドルと比較すると10分の1なのでカナダの市場規模は比較的小さく,あまり大きな期待をするのは禁物かもしれません。とはいえ,今後大麻の合法化がアメリカや世界で進んだ場合その成長可能性は未知数です。今後も積極的にMOを買い増ししていきたいですね。とりあえず本当に大麻事業に参入するのか要注目です。

一方で,英国のEU離脱、ブレグジッドの風評被害でブリティッシュアメリカンタバコの株価は目下だだ下がり中です。配当利回りは6.5%を突破しており,非常に購買意欲をそそります。両方買ってもいいし,えいやでどっちかを買ってもいいし。まぁおいおい考えましょう。ただあまりたばこ銘柄の割合が多くなり過ぎないようには注意しようと思います。

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