普段愚痴ばかり言っておいておこがましいのですが,会社入社時も今でも日本を良くしたいという気持ちが一貫してあります。入社時に思っていたことは「日本の貿易赤字をなんとかしたい」という気持ちです。進路について考えていた2011年ごろ,その年の日本の貿易赤字は2兆円以上ありました。私が入社時に担当していたプロジェクトは成果を出したら結果として貿易収支が改善するような性格のものだったのですが,そういう思いもあったのでやりがいがありました。(そういう意味では今でもやりがいはあります。)プロジェクトは皆の努力の甲斐もあってうまく行き(うまく行く過程で日本の会社の嫌な部分をじっくりと体感し),結果的に2011年の貿易赤字の2%程度を収縮できるくらいのインパクトのある仕事ができました。2%なんて大したことないですが,1企業の1プロジェクトの結果だということを考えると決して軽くないレベルだと思います。
今は普通の日本人一人ひとりが自由になってほしい(まずは自分から)
その後,日本の貿易収支は2016年に黒字に転換します。日本の貿易収支を改善するというのは今でも大事だと思っていますが,そもそも日本だけ黒字でも長くは続かないだろうということと,実際アメリカが大量の兵器を売りつけて相殺しようとしている現状を鑑みると貿易収支を改善することを自分の仕事のモチベーションとして設定することにだんだん疑問を持つようになりました。そう思いながら改めて考えてみると会社にいる一人ひとりが(自分も含めて)なんか生きづらそうにしているなぁ~としみじみと思いました。それからなんでこんなに生きづらいのか考えた結果,理由は個人個人異なり一つではないでしょうが端的に言うと「自由でない」ということが多くの人に共通してあるのかと今は思っています。自由でない対象は人それぞれ異なりますが,共通して言えるのは経済的に自由でないということです。そのような考えに至った後に,経済的に自由になっている人をまじかに見る機会があり,なんと生き生きとしているのだろうと思い経済的自由を達成したいと思うようになりました。そして,もし会社の大部分の人が経済的自由を達成したとしたらそもそもの会社の雰囲気もよくなるのではないかなと期待しています。
株式投資で100%儲けられるわけではないと思いますが,米国市場の過去200年の実績を見ればかなり再現性は高いんじゃなかろうかと思われます。それもFXとか仮想通貨みたいに頻繁に取引する必要もなく,プラスサムゲームで他人と競合する必要がないという点は大きなメリットであり,多くの庶民が行うにふさわしい投資対象だと考えます。必ず100%もうかるわけではないですが,少なくとも政府が提唱するような定年を延長して70歳まで働くみたいな解決策では今ですら死んだような眼をしている一般人の目がどんどん死んでいくとしか思えない。
このような背景があり,今は仕事の目標とは別に株式投資(海外株)の普及にとても目的意識を感じています。皮算用をすると日本の家計金融資産は1,860兆円もあると言われており,仮に全部の資産を配当金4%の株に投下したとすると年間74.4兆円で人口1億人とすると1人あたり74万円です。4人家族で300万円程度となり十分ではないもののベーシックインカムとしては十分な金額と言えるでしょう。現実には金融資産の大部分を高齢者層が保有しているため計算通りにはならないのですが,個人でも積立NISA等を活用して少しずつ投資するだけで老後の差は絶大なものになります。例えば22歳の新卒会社員が積立NISAを利用する等して年間40万円を米国S&P500連動型ETF(年率は7.8%と仮定)すると60歳時点で9,000万円つみあがっています。70歳まで働かなくても十分にやっていけるでしょう。
あとはブログなどの副収入というのもこれから生きていく上では強い味方になるのではないかと思っています。ネットを見回すとブログでもかなりの額を稼いでいるひとがたくさんいます。彼らは副収入により比較的短い時間(といっても数年)で経済的自由を達成しています。経済的自由を達成しても多くのブロガーは会社をやめていないのは私にとって非常に面白い現象できっと彼らの領域に達したら見えてくる光景というのがあるのでしょう。私のブログはまだ全然収益化できていないわけですが,比較的早くに収益化を達成している人でも大体1年くらいは効果が顕現するまでに少なくともかかっている印象です。ブログが副収入なりえるのか自分で体験することで検証してうまくいくようであればこちらも周りの人に広めていきたいというのが現時点での目標の一つになっています。
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