先日，「【要改善】ついに体重と腹回りが3桁になってしまいました」という記事を上げましたが，2020年（こそ）はぜひダイエットに成功したいと考えています。
勿論健康のためというのが第一義ですが，健康寿命が長い方が複利の時間が長くとれるので投資にとっても有利と言う一応投資ブログに絡めたような理由もあります。
ダイエットに成功するには，食事制限（せめて暴飲暴食をしない）ことと運動が挙げられます。というか，この2点を着実に遂行すれば間違いなく痩せます。ただ，問題なのはそもそも食事制限や運動を遂行できないから太っているのだということです。
可能であれば，生活習慣をあまり変えないで痩せられたらと思っているのですが，色々調べたところ，腸内細菌を増やすということがもしかしたら一つの解になる可能性があります。
ワシントン大学の研究によると，マウスを2つのグループに分け，一方にはやせている人の腸内フローラを，もう一方には太っている人の腸内フローラを移植して，一カ月間同じエサと運動量で育てたところ，太っている人から腸内フローラを移植したグループはやせている人から腸内フローラを移植したマウスよりも明らかに脂肪の量が多かったそうです。
この研究は化学研究論文の最権威であるScienceに掲載されている論文であり，相当結果に信憑性があります。
人間でも「私っていくら食べても太らないんですよね～」という人がたまにいますが，そういったことが科学的にもあり得るという結果です。
さらに研究では，なぜ2つのグループに違いが生まれたのか移植した腸内フローラの分析を行いました。結果，やせている人の腸内フローラにいる特定の種の腸内細菌が，太っている人の腸内フローラには極端に少ないことが分かりました。
腸内にはでぶ菌とやせ菌が存在しており，やせ菌を増やせば食事制限や運動をしなくても痩せられるという可能性をしめした素晴らしい研究です。
ただ，残念なことにというかここが一番大事だったのですが，じゃあやせ菌を持っていない人がどうやったらやせ菌をゲット出来るかということについてはまだ解明されていないそうです。一応方法が全くないわけではなく，それは今回のマウスの実験のような腸内フローラの移植です。要は痩せている人のう〇こを移植するということで，冗談ではなく，実際調べると腸内フローラの移植をしているクリニックは複数存在します。
最悪その方法も面白そうだなと思いますが，できれば自分の力で色々試してみたいです。一応腸内フローラの増殖・多様化にいいとされているのはヨーグルトと食物繊維です。ヨーグルトもビフィズス菌が含まれているものがいいそうで，刺身などの生ものも細菌の多様化には重要だそうです。とりあえず，生ものやヨーグルトを含むバランスの良い食事をしつつ，食物繊維を含む野菜を多く食べましょうということで，結局は食事制限が大事ということですね。
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