【朗報】違反歴のある高齢ドライバーは技能次第で免許取り消しに

特定の違反をした高齢ドライバーは運転停止・限定運転となる可能性

警視庁が道路交通法の改正案について発表しました。昨今の高齢ドライバーによる交通事故対策を受けて,特定の違反歴などがある高齢者を対象に,実際に車を運転する運転技能検査(実車試験)をし,合格するまで運転免許を更新できなくするというものです。また,自動ブレーキなどが付いた安全運転サポート車に限って運転できる限定免許も導入する方針で,成立すれば2022年を目途に実施されます。

高齢者の危険運転の例として記憶に新しいのは元通商産業省の飯塚幸三でしょう。防犯カメラに写っていた映像が生々しいことに加えて,逮捕されなかったことや,飯塚容疑者や飯塚被疑者ではなく飯塚元院長と報道されたりしたため,世間の耳目を集める事件となりました。これらのことから上級国民という言葉も生まれ社会現象になりました。話はそれますが,私は飯塚容疑者ではなく,「飯塚元院長」という呼称で呼ばれたのは「飯塚容疑者」と呼ばれるよりよっぽど本人にはダメージがあったと思います。というのも,普通に容疑者という呼称であったらその後の呼称の仕方での炎上騒動ということは当然起こらず,結果として他のニュースに埋没してしまった可能性があります。むしろ「元院長」と報道されたことにより,そのことで世間が炎上しより広い議論を呼び起こして今回の法改正に繋がった可能性もあります。

田舎に住んでいると高齢ドライバーの危険運転は命の危機を感じるほど

私が現在住んでいる田舎では,少子高齢化が進んでいて高齢者の割合が比較的高いです。全国でも上位に入るくらい高齢者比率が高いです。田舎は自動車がライフラインのため老若男女問わず自動車免許+自動車を持っています。どんな貧乏人だろうが基本的に車は一人1台持っていて,これまで車を持っていない人には2人しか会ったことがありません。2人とも相当変人です。

私もほぼ毎日運転するのですが,事故に会いそうになったことは1度や2度ではありません。こちらが変な運転をしているのではなく相手が明らかに道路交通法やマナー・慣例に違反した行為をしていることが多いです。そして,運転手を見るとほぼ確実に高齢者です。これは,私が高齢者を差別しているとかではなく,データの上でも証明されています。というのも,警察庁によると,75歳以上のうち過去3年間に何らかの違反をした人は2割弱おり,事故を起こす率も75歳以上が全体の約2倍だそうです。道路を走っていると,中央分離帯に乗り上げていたり,相手の車に横から突っ込んだ形跡のある事故現場によく遭遇します。どれも,一目見てむちゃくちゃな運転をしていることが事故の原因であることが明らかです。

高齢であれば認知機能や運動能力が衰えることは生物学上どうしようもないことです。むしろ問題なのは,高齢であっても運転しないと生活できない状況やそれを許している制度だと思います。政府は,人生100年時代と言っていますが,100年生きるとしても年相応の生き方にシフトしていかないとダメです。高齢になっても現役世代に負けない働き方ができる一部の特殊な人を目指すのではなく,普通にボケて普通に運動能力が落ちた人でも誰にも迷惑をかけることなく楽しく暮らせる社会のほうを目指すべきでそういう意味で今の政府の方針には非常に疑問が残ります。年金支給など大人の事情があるのでしょうが,誰しも高齢者になったらボケるし運動機能も低下するのでそうなっても少なくとも金銭的には困らないように若いうちから投資をすべきです。あと,もちろん健康維持も大事です。

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