米国株投資がこれからも報われる定性的な理由

お金の流れを考えたらこれからも米国株投資は安泰か

資産運用というとどうしても「イケている銘柄(国)に投資して波にのる!」というイメージがあります。

また、最近景気後退感が高まりつつあり株式投資から撤退(または縮小)したほうがいいのかどうかという考えもよぎります。あと、単純な疑問として過去米国株に投資していたのが良かったからといって今後もそうなのか?という疑問も浮かびます。

確かにイケている銘柄にうまくのることができたら資産は短期的に倍増するのでいいですが、逆もまた然りで失敗したら損を出す可能性があります。

一方で投資先を少し見方を変えて見てみると違った一面が見えてくると思います。先ほどの見方だと、「少ない資産をいかに効率よく増やすか」という発想が根底にあります。私も含め多くの個人投資家の資産はせいぜい数百万円かすごい人でも数億円なので当然の発想です。

一方で逆の発想としては「有り余る資産をいかに安定させるか」という視点で見ることも面白いかなと思います。

例えば自分が100兆円持っていたと仮定してどう安定に運用するかという発想です。現金でもっていれば確かに額面価格は減りませんがインフレのためどこかに投資しないと資産価値が目減りしてしまいます。

この視点だと仮想通貨や新興国株に全賭けするのは論外だというのは想像に難くありません。

「どこが次に来そうか」ではなく「どこがマシか」で見てみる

日々、日本やアメリカの株価や為替を見ていると「どこが次に来そうか」というよりかは「どこがマシか」のようなお金の流れの意思を感じることがあります。(特に定量的な話ではなくなんとなくの感覚です。)

世界の通貨量は1京円以上あり,GDPの伸びよりもお金の量の伸びの方が大きくなっています。世界規模で見たらお金は有り余っているといってもよくその傾向はこれらも続くでしょう。

そうした状況下ではお金全体の流れが「どこが次に来そうか」というよりかは「どこがマシか」となっていても不思議ではない気がします。

そういう視点で見た時、経済が不景気にさしかかりそうな今こそ頑張っている(投資マネーが流入している)投資先こそ長期的に見た際に投資先として今後も魅力があるのではないかと思っています。

今現在投資マネーが集まっているところは少なくとも以下3つがあります。

①日本円
②アメリカ株
③世界全体の株

①日本円はここ数ヶ月円高になっており、経済にマイナスなニュースが出れば出るほど円高になっていく傾向が読み取れます。これは、日本国債がほとんど自国内で消費できておりデフォルトや極端な値動きのリスクが低いためと考えられます。

②アメリカ株はNYダウやS&P500が史上最高値を更新しており投資マネーが流入していることがわかります。資本主義の王様であり,強大な軍事力、影響力を背景に世界中に経済圏を張り巡らせている強さと,長期保有すれば基本的に過去負けがないという実績がこの強さの背景でしょう。

③世界全体の株も上昇しており,VTは史上最高高値こそ更新しないもののかなり高値圏を推移しています。VTの構成銘柄の半分はアメリカなのでほぼアメリカ経済に連動するのですが,世界の人口やGDPは増加し続けており今後も緩やかな成長が期待できます。

景気後退がささやかれている中だからこそ見えてくる傾向もあると思います。上記3つの中で,日本円は超低金利のため残念ながら資産増大にはあまり寄与してくれないでしょう。凡人が資産を増大させるためには長いものには巻かれろの精神でアメリカ株か全世界株を長期積立するのが安パイだと思います。

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