頭の良い人ほど投資をすぐに始めない理由

とりあえず始めて見て合わなかったらやめればOK

リアルの世界で知人に米国株式すすめた場合ほとんどの人はその理論的背景や存在するリスクを聞いて有効性について納得してくれます。一方で実際に投資を始めるかどうかは人によって異なります。価値観の違い(ex.お金は働いて稼ぐべき)ならば納得できますが,そうではないのに始めない(すぐに行動しない)のはちょっと残念です。

すぐに行動しない理由を因数分解するとどうやら以下の2点に集約されそうです。

・口座を開設するのがめんどくさい
・やはりリスクが怖い

どちらも理解はできますが,結論としてはやはりすぐに口座開設してさっさと投資を始めるのがいいと思います。

すぐに行動に移さない人の特徴としては頭がいい人が多い気がします。米国株の優位性を説明するにあたり知識として必要なのはたった1つのグラフです。おなじみのグラフですが,米国を長期保有すれば過去の200年安定的に大きなリターンをもたらしたことというデータのグラフです。もし補足するとしたら米国株の中でも高配当銘柄の方がリターンが高まる可能性があるというこれまたおなじみのデータでしょうか。

定期的な配当収入+市場平均に勝てる可能性もあり 株式投資においては十分に分散された米国株式,例えばS&P500に連動するETFであるVOO...

頭の良い人ほどグラフはすぐに理解するくせにもっと比較検討したいとずっと言っている気がします。とはいえ色々な本を読んでも上記のデータをより詳しく説明しているだけなので結論は変わりません。多分,頭の良い人ほど過度に失敗を恐れるというのが問題だと思います。

あと,単純に口座開設するのがめんどうくさいというのも結構大きな理由なのではないかと類推しています。

恐らく今現在投資始めようか迷っている人は結構いると思いますが,①口座を開くのがめんどくさいというのと②リスクが怖いというのは完全に分離すべきと考えます。

とりあえず口座開設してみて10万円とか少額投資してみて,やっぱり自分には合わないなと思ったらやめればいいのです。少なくともこれで①口座を開くのがめんどうくさいというところから頭を解放できます。手数料が割安で海外銘柄も取り扱っている証券会社としては楽天証券とSBI証券がありどちらの証券会社を利用してもいいです。迷っている人はとりあえず口座開設して行動してみましょう。

もうひとつの投資を始めない理由として「景気後退してから始めたい」というのがありますが,素人が市場のタイミングを計るのは困難であり,トータルで見たら報われない可能性が高いというのが過去のデータです。また,そうだとしてもいつでも市場に参加できるように口座は開設して少額で投資に慣れた状態にしておくのは大事と思います。

たった数日のタイミングを逃さずに売買しないといけないから そろそろ米国市場がリセッション(景気後退期)に突入するのではないかという意見が散...
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