【悲報】「SBI+日本株」でgoogle検索すると検索上位がレバレッジ商品ばかりになってしまう

私は株式投資の売買に手数料が安いSBI証券を使っています。SBI証券、楽天証券、マネックス証券あたりはどれも手数料が安く特に昨年はそれぞれのネット証券会社が競って手数料の引き下げ合戦をやっていたこともあり,これまでの米国株投資は日本株と比較して手数料が高いというデメリットは解消されています。

ただ,やはり日本での投資のメジャーはまだまだ日本株であることは間違いありません。それはいいのですが,google検索で「SBI 日本株」とググると上位検索がとても恐ろしいことになっていることを発見してしまいました。

google検索で「SBI 日本株」と検索すると上位は3位は以下のようになっています

1位:高レバレッジが魅力!日本株4.3ブル・3.7ベアファンドで高リターンを狙う!
2位:SBI-SBI日本株4.3ブル❘投資信託・外貨建てMMF|SBI証券
3位:SBI日本株3.7ブル&日本株3.7ベア

なんと上位の検索結果全てが,レバレッジ商品の情報で占められています。検索上位35位までが全てレバレッジ商品関連のページでした。

老後2,000万円問題もあるし,資産運用してみようか,そういえばSBI証券って手数料が安いって聞いたことがあるな」と思ってgoogle検索すると結構恐ろしいことになります。

レバレッジとは「てこ」の装置を意味する英語で,実際に投資している額よりも一定数倍価格が変動する投資商品です。日本株4.3ブルとは日本国内の株式指数の4.3倍になるように運用している商品で,値上がりすれば4.3倍儲かりますが,逆に値下がりするととんでもなく損をする商品です。また,この手の商品は手数料が高いので庶民向けの商品ではないことは明白です。何より,その性質上最悪,資産がマイナスになることも可能性としてあります。日本株4.3ブルであれば,株価が買った時よりも23%以上下落したらマイナスになってしまいます。23%下落することはしょっちゅうあることではないですが,全くないとは言えないような数字です。

投資で稼ぐための鉄則中の鉄則として「退場しない」というのがありますが,日本株4.3ブルは退場する可能性もある極めてリスクの高い商品です。こんな商品誰が買うんだと思っていますが,SBI証券の国内株式売買ランキングではこの「日経平均レバレッジ投資信託」が1月4日現在第一位となっています。また,以前紹介したトルコリラに投資していた人もレバレッジ商品を買っていると言っており,短期的に儲けたい人にはどうしても魅力的に映ってしまうのでしょう。

何かと話題のトルコリラですが,騒いでいるのを見るのはネットかニュースのみでした。そもそも日本人は投資をしないので母数が低いうえに私は知り合い...

一方で,同じSBI証券でも投資信託ランキングではバンガード・S&P500インデックスファンドが売買ランキング 1位となっており,これは手数料が0.09%で格安であり何より米国株に連動する商品としてお勧めできる優良投資信託商品です。株式投資初心者は日経平均レバレッジよりも絶対にバンガード・S&P500インデックスファンドの方がおすすめです。

今回のイラン・アメリカ騒動で日経平均は相当荒れましたが,日経平均レバレッジ民は生きているかな。。。幸いアメリカ人に死者は出ませんでしたが,日本人に死者が出た恐れがあります。

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