2018年12月の手取り給料は100万円を突破
入社6年目にして初めて一カ月の手取り給料が100万円を突破しました。(ボーナス込み)
12月はボーナス月であること,今年はボーナスがいつもより多かったこと,12月は年末調整があったことの3つの要因が重なったためです。来年もボーナス月は100万円越えかそれに近いくらいのキャッシュが充填される見込みです。
正直このまま一切給料は増えなくてもいいので,仕事の内容もこのままでこれまで培ってきたスキルや社内慣習を生かして行くことができたら最高です。現在の年間受取配当金は微々たるものですが,連続増配銘柄が多いので将来にわたってもらえる配当金の額は出世してもらえる額よりも多くなる可能性が高いです。
同じ仕事でもやるにつれてどんどんこなすのが楽になっていくはずなので結果的に同じ給料をもらいつつ楽になっていくはずです。問題なのはそんなことは現実的に不可能であり,むしろ楽になった分を上回ってよりきつい仕事が回ってくることです。さらに極めつけは一般的なサラリーマンであれば責任が10倍になっても給料は10倍にならないところです。アメトークで芸人の宮迫氏がよく言っている「時間に対してもらいが少ない」という状況にじわじわとなっていく感覚です。そういう意味では今が絶頂の時かもしれません。人間というのは相対的に幸せを感じる生き物です。だんだん良くなっていくというのであれば多少のことは我慢できますが,だんだん悪くなっていくというのは絶対値としてかなりいい状態でもきついものがあります。サラリーマンがきつい理由というのはこういうところにもあるのではないかと思います。
さて,ダイバーシティとか働き方改革なんかが提唱されていますが,女性とか外国人とか障がい者雇用についてはスポットライトが当たっているものの大多数を占める普通の男性日本人の働き方のダイバーシティは全く進んでいないと思います。全員が目の色を変えて出世を望んだところで多くの人が希望が叶わない(部長にまでなれるのは同期の1割と言われている)のであれば,出世しないでプレーヤーとして研鑽を積んで経験値をためることで会社に貢献するという方法も普通にありなんじゃないかと思います。そもそも私はマネジメントスキルはないし魅力も感じていないのでやりたい人がいるなかで私なんかがいたずらに出世を目指すのは社会的に害だと思っています。
定常的なキャッシュフローのありがたさ
さて,いつも愚痴ばっかりですが,やはり会社員の大きなメリットかつ他ではなかなか実現できないメリットとして安定的な給料というのがあります。NY市場がいくら暴落しようが,日経平均がどうなろうが基本的に給料は大きくは変わりません。やはり定常的にかなりの量のキャッシュが充填されるというのは非常にありがたいことです。一般的に投資金額に対する現金比率は当人のリスク許容度によっても変わってきますが,10%~20%程度がよいとか生活防衛金(数年の生活費)以外で少なくとも100万円程度とも言われていますしそのくらいの現金比率で投資している人が多いと思います。現金比率を一定以上持つ理由としては下落局面で狼狽売りしない精神安定剤的な意味だったり,ナンピン買いする資金に充てたりといったところでしょう。給料というキャッシュフローがあればたとえ勢い余って現金比率が低いところに市場暴落という憂き目にあっても現金比率が勝手に回復してくれるというある意味最高のバランスシートです。
とはいえ,たとえ社長になったとしても給料が何倍にもなるわけではないことを考えるとやはり人的資本を投下した労働効率というのはどこかで頭打ちを迎えるのかなと思います。まだ何年かはプレイヤーでいても周りから浮かないような年齢なので様子をみつつこれからの働き方について模索したいなと思います。政府とか企業は働き方改革と言っても何もしてくれないので一人ひとりがそれぞれに合った働き方・生き方を模索していくのが重要かなと思っています。
↓ついでにブログ村のバナーもクリックいただけるともっとモチベーションアップにつながります^^
にほんブログ村