【実体験】鬼滅の刃レンタル失敗から学ぶ機会損失とは何かについて

鬼滅の刃をレンタルするための時間給>新品購入費用

鬼滅の刃が人気ですね。2019年にはアニメ化もされたのが人気に拍車をかけたようで,累計発行部数は2,500万部を突破しているそうです。私は漫画を読むのも好きなので相当後発組として鬼滅の刃に興味を持ちました。今回は鬼滅の刃がGEOで全然レンタルできなかった話をたとえにして投資における「機会損失」とは何かについて紹介しようと思います。

昨年末あたりから急に鬼滅の刃が読みたくなり,近くにあるGEOでレンタルしようと出かけたのですが,何度行っても1巻が全部レンタルされていて借りることが出来ませんでした。1回だけ1巻があったのですが,2巻がなく諦めました。合計5回はGEOに行ったと思いますが,全部レンタル済みでした。しかたがないので,往復1時間くらいかかるTSUTAYAに行ったのですが,なんとそこにもなくいまだに読めていません。結局鬼滅の刃の刃のレンタルのために4時間くらい時間を浪費していると思います。

私の給料は時給換算すると大体2,500円くらいなので,もし仮にその間働いていたとすると10,000円分くらい時間を無駄にしていたことになります。コミック1冊の値段は税込み484円なので,現時点での全巻18巻発売されているので全巻新品を買ったとしても8,712円となり,鬼滅の刃をレンタルするために奔走していた時間を仕事して給料をもらっていれば,新品で買ったほうがむしろ金銭的に得をしています。

2019年に株価暴落を待っていた投資家は結局損をしている

今回レンタルしたほうが安く済むという考えた結果,むしろ損をしているし結果的に読みたい漫画を読めていないという最悪の状況になっています。今回話しをしたかったのはこの教訓を例えとした株式投資における機会損失の話です。

今から1年前くらいに米国株が調整局面を迎えた際,「このまま暴落が始まるのではないか」という憶測が流れました。このタイミングで株を売却して暴落のタイミングで再投資しようと考えていた人もいたのではないでしょうか?

ただ,蓋を開けると2019年はむしろ歴代でも上位にランキングされるくらい相場がいい年でした。1年前に株価暴落に賭けて投資から資金を引き揚げていた人は結局2019年の波に乗ることができず実質的に損をしていることになります。暴落のタイミングは誰にも予想できないからです。鬼滅の刃も無理にレンタルしようとせずにおとなしく購入していれば時間もお金も無駄にせずに済みました。

2020年も早々戦争勃発の危機もあり,暴落するのではないかと言う憶測もありました,結局戦争も今のところ起きず,各指数は歴代最高値を更新し続けています。うまくタイミングが合えばもちろんより多くのお金を儲けることができますが,将来何が起こるか分からないので投資における何よりも貴重な時間という資産を無駄にするリスクを少しでも減らすためにおとなしくコツコツ積み上げていくのが無難です。

2020年初めての取引となる6日の大発会で日経平均株価は451円76銭(1.91%)安の2万3204円86銭で終えました。アメリカ軍...

余談:鬼滅の刃の人気は予想の上を言っていた

とはいえ,機会損失を下げるための行動が必ずしも報われるとは限りません。鬼滅の刃の話に戻ると,結局レンタルは諦めて新品を購入することにしたのですが,なんと本屋さんに行っても新品が売り切れていました。新品の漫画が売り切れているなんてどんだけ人気なんでしょうか。Amazonで購入しようとも思いましたが,全巻セットは市販品の2倍くらいのプレミアムがついている状況で結局まだ購入できていません。完全に予想外の事態です。

投資についても,いつなんどき予想パターンを超える状況になるかは分からないので,コツコツ積み立てるとしても起こりうる最悪の事態になっても大丈夫なくらいの額でやることが大切です。

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