【使えない老害】雇用延長社員を自由にさせると若手の就業意欲はどんどん低下する
労働力不足や年金支開始年齢の後ろ倒しなどを背景として定年後も社員を雇用することが義務化されています。弊社にもたくさんの雇用延長者がいます。報道では色々良い面しか紹介されていませんが,私個人の意見としてははっきり言って使えないので邪魔です。老人を雇うくらいならたとえ経験がなくてもある程度,社会性のある若手を雇ってほしいと強く思います。実例を交えつつ如何に問題なのかを紹介したいと思います。一つ一つは小さなことでもこう言ったことが積み重なるといつかシステムが崩壊するのではないかと思っています。
雇用延長社員が使えない事例3つ
機材を勝手に持っていった挙句,壊して後処理をしないわがまま老人
私の職場では部内でいくつかのチームに分かれています。仕事で使う機材はチームごとの予算で購入・管理をしているのですが,いくら探してもある機材が見つからず困ったことがありました。高価な機材なのでなくなったら困るし,固定資産の計算もできません。結局かなり時間をかけて探す羽目になったのですが,なんと別のチームの雇用延長社員が勝手に持って行っていることが判明しました。勝手に持っていってしまっただけならまだしも,し使っているうちに壊してしまい,こっそりと棚に隠し持っていたのです。そりゃ見つからないわけです。もうこの時点で相当腹が立っているのですが,その雇用延長社員は謝りもせず,悪びれる様子も全くなくへらへら笑っていました。また,壊れてしまった機材は廃棄処理手続きをしないといけないのですが,その手続きをすることも当然のごとく拒否してきました。勝手に人の機材を持って行って壊した挙句,処理もしないなんて若手がやったらぶっ飛ばされるような案件ですが,60歳を過ぎているということでなんとなくうやむやになり当然お咎めもなしです。
仕事でトラブルがあると有給を取って逃げる
この人とは別に,私のチームにも雇用延長社員がいるのですが,この人も相当癖があり,普段報告してくる内容も私が直接確認したら全然嘘だったり,やったといったことをやっていなかったりともはや無法状態となっています。そういう時は結局,私がやる羽目になるのですが,いちいちその人の言葉が嘘かどうか確認しなければならないし,仕事は増えるわで超手間です。一番びっくりしたのは,その人が担当している装置が壊れたら次の日から有給休暇を取得して逃亡してしまったことです。もちろん有給休暇の取得は労働者の権利ですが,面倒が起きたらピンポイントで有給を取っていいのならそんな楽なことはありません。
再雇用おじいちゃんにその人が担当している装置の不良を直してもらうようお願いしてたのだが途中で投げ出して逃亡。有給休暇取得されてしまった…。スケジュールは遅れるしどうしようかな。
再雇用の人は会社がどうなろうとどうでもいいし羞恥心もないのでどんな役職者よりも最強説。— 田舎サラリーマン@低ストレス生活志望 (@happychaguma) December 6, 2019
階段から転んで骨折
上記の2つの事例は相手に悪意や過失があり,もはや本人の性格の問題もあるのかもしれません。一方で,最近弊社では雇用延長社員の事故が増えてきています。それも,階段で転んで骨折とか駐車場内で自損事故を起こした,とか明らかに注意力や体力が加老で衰えていることが原因のような事故です。体力の衰え自体は人間だれしも起きることなので仕方ないのですが,その度に対策をとらされるのは若手社員です。ただでさえ忙しいのに「階段で転ばないようにする対策」みたいなしょうもない仕事をさせられて時間も士気もダダ下がりです。
若手の出世意欲が上がるわけありません
色々事例を挙げましたがこれはあくまで氷山の一角で,例を挙げればキリがありません。こう言った事例は私からしたら全部あり得ないような話なのですがそれはあくまで私の常識の中でありえないだけであり時代背景などを踏まえると彼らの常識では問題ないのでしょう。昔は職場でタバコを吸ったり麻雀をしたり新聞を読んだり海外赴任先で仕事しないでキャバクラに行きまくっていたという話を武勇伝として聞いたことがあります。
雇用延長者にいつまでも肩書き持たせるのもどうかと思う
全員がそういうわけではないと思うが、はっきり言って使えない老害しかいない(同じ職場の人間は)— mitsu (@1005Mitsugi) December 12, 2019
今の常識やコンプライアンスならありえないし,下手したら犯罪や懲戒処分になりかねないような事例ですが当時の感覚からしたらそれが普通であり,公然と行われていたのです。そういう人がいきなり今のコンプライアンス基準でやれと言われてもできないのには一定の理解はできます。(許せはしないですが)また,逆にいうとそんなことしてても収益は稼げていたので事業環境が良かったとも言えます。ただ,いつまでも当時の常識を引きづったままの状態では若手社員はたまったもんではありません。今,若者の間で少しずつ早期退職ブームが来つつありますがこういうことが背景の一つとしてあるのではと思っています。少なくとも,私や私の周りではこういう老害社員のマネジメント(というか介護)をしたくないといったことも理由にあり,出世意欲がないという人がほとんどです。出世しても給料が上がらないのでコスパも悪いです。雇用延長制度は良い面ばかりが誇張されていますが,私個人の考えでは日本の衰退を徐々に加速させるだけのものでしかないと思います。
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コメント
ご無沙汰してます。やっと一千万達成のよだかです。
今回の記事も分かりみしかありませんw
再雇用の人って、自分の地位がリセットされてることを分かってるんでしょうか。
余談ですが、私の職場で行われたライフプランセミナーでは、資料に載っていた全てのモデルが65歳までの再雇用を前提に書かれてました。「んな歳まで働けるわけねえだろ!」という気骨のある人(投資家)の方が珍しいかも知れません。