行きたくなくて仕方なくても会社の忘年会には参加すべきなのか

【参加・不参加】会社の飲み会は自己投資?プライベートの時間の搾取?

12月になると巻き起こるのが(主に会社の)「忘年会に参加したくない!」「社会人なら参加するべき!」論争です。この問題は一生解決することはないのですが,以下両方の主張を垣間見つつ私の持論を述べようと思います。

忘年会に参加すべきという考えの人の主張

忘年会に参加すべき人の意見としては「社会人として当然」、「仕事上の人脈形成につながる」と言った意見が大半です。なお,「そもそも(実質的に)参加が強制である」という人も結構いるようです。

この方の意見は至極真っ当だと思います。組織で働く以上その組織の会に参加するべきというのはいわゆる社会人としては息をするくらい当然の行為で「行くべきかどうか」と問われたら疑問の余地はなく「行くべき」でしょう。そして,忘年会に行かないことは全く偉いことではないと思います。私も昨年から会社の忘年会に行ってはいませんが,全く偉いとは思っていないし,今の会社で出世したいのであれば機会損失だと思います。ゆえに忘年会に行っている人は素直に「素晴らしい偉い人」だと思っています。

忘年会に参加したくない人の主張

それなのにもかかわらず,私が会社の忘年会には参加していないの理由は「肉体的・精神的に非常に苦痛だからです。」会社に嫌いな上司がいるのですが,もう嫌いすぎて一緒の空間にいるだけでものすごい苦痛です。怒りが湧いてくるとかそういうようなことはないし,飲み会の席では直接怒鳴られたこともないのですが,とにかく会の間は落ち着かないし,翌日の午前中くらいまでは精神的な疲労で肉体が疲れてしまいます。「過去にその上司から受けた苦痛」+「自分の中で起きるどうしようもない負の感情」がストレスになっているような状態です。17時まで働いてその後3~4時間もそのようなストレス状態にさらさると翌日はくたくただし,翌日仕事の場合は完全に影響が出るレベルです。これは私の内面に問題があるのは分かっていますが,これはどうしようもありません。直そうと思って色々調べましたが,いまだ解決策は「そもそも飲み会に参加しない」ということしか見つかっていません。下記みっちゃんさんのツイートは分かりみが深すぎます。本当に忘年会を楽しめる人は種族が違うんだとしか思えないです。

私の結論:行きたい人はいけばいいし行きたくない人はいかなければよい(ありきたりですが多様性を認めて欲しい)

そもそも忘年会に参加する意義と言うのは組織という集団の維持とそれの確認という非常に日本人らしい発想・目的のためにあるのだと思っています。組織の不満を自由に発言・解決するのではなく同調圧力によって解決してしまおうという思想です。だからこそ,行きたくない人にも参加させようとする層がいるのだと理解しています。(まれに人間関係が本当に良好で楽しい忘年会もあるようですがそれは今回は例外とします。)終身雇用や年功序列での昇進・昇給だったころはそれは非常に重要な確認作業だったと思います。組織を維持すること自体が終身雇用制度を維持する上での一種の重要なツールなわけです。まさに,「忘年会は参加すること自体に意義がある」です。一方で,終身雇用制度が崩壊しつつある現代においては精神的・肉体的に苦痛を感じてまで参加する必要はないかなと思います。

ですので,ありきたりな結論ですが,忘年会に行きたい人は行けばいいし行きたくない人はいかなければいいと思います。行かない人の悪口を言ったり,忘年会に行っている人をダサいというのはどちらも時代遅れな考えだと思います。

また,忘年会に行っても無駄だと思うくらい上司や先輩と飲みたくないなら,忘年会に行きたいと思えるような会社に転職すべきタイミングなのかと思います。

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