うつ病対策には春ウコンよりも秋ウコンの方が適している理由

春ウコンと秋ウコンは名前は似ているがクルクミン含有量が異なる。秋ウコンの方がうつ病対策への期待効果が高い

ウコンはうつ病に効果があると言われています。うつ病になると,アドレナリン、ドーパミン、セロトニン等のモノアミン系と言われる神経伝達物質の働きが弱くなることが知られており,ウコンに含まれるクルクミンという物質にはそれらの神経伝達物質の働きを正常にする作用があると言われています。

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ウコンと言えば,カレーに含まれている代表的な香辛料であり,2日酔い防止ドリンクなどにもよく配合されている天然成分ですので基本的に体に副作用はありません。ドラッグストアで粉末が安価に売られているので入手もしやすく,初期のうつ病対策としておすすめです。

本格的にうつ病になる前の予防薬としても有効なことはもちろん,うつ病になってしまったとしても効果があることが知られています。うつ病の治療薬としてはデパス(エチゾラム)が処方薬として知られていますが,実際服用したことがある人に聞くと,眠気や依存症などの副作用があったり,人によってはあまり効果がなかったりするそうで,できれば処方薬に頼らない治療が望ましいでしょう。

ウコンの種類とクルクミン含有量について【春ウコンと秋ウコン】

ウコンには春ウコン、秋ウコン、紫ウコンの三種類があります。一般によく流通しているのは春ウコンか秋ウコンの根の粉末です。どちらも黄色の粉末だし,名前もよく似ているのでうつ病への効能は変わらないようにも思えますが,クルクミン含有量が多いのは圧倒的に秋ウコンであり,うつ病対策としてウコンを摂取するのであれば圧倒的に秋ウコンがおすすめです。

あくまで目安値ですが,春ウコンのクルクミン含有量が0.3%であるのに対して,秋ウコンのクルクミン含有量は3.6%もあるので,10倍以上秋ウコンの方がクルクミン含有量が多いことになります。春ウコンの方がミネラル含有量は多いですが,うつ病の対策としてクルクミンの摂取を目的とするのであれば圧倒的に秋ウコンの方が優れていると言えるでしょう。

WHOのクルクミン推奨摂取量について

ウコンは天然成分であり,基本的に副作用はありません。カレーに含まれてますし,沖縄ではうっちん茶といってうこんを使ったお茶が日常的に飲まれています。ただ,国連の食糧農業機関(FAO)及び世界保健機関(WHO)が1日のクルクミン推奨摂取量を体重1kgあたり,3㎎以下を推奨しています。体重60kgの人であれば,180mgです。
ただ,普段の生活で180mg以上摂取することはほとんどありえないのであまり気にしなくて良いでしょう。カレー1杯のクルクミン含有量は6mg程度なので,180mgクルクミンを摂取しようと思ったらカレー30杯食べる必要があります。秋ウコンはクルクミンが3.6%も含まれているので,5gで一日の推奨摂取量の180mgになります。秋ウコンでクルクミンを摂取する場合は念のため,一日5g程度以下にしておいたほうが無難でしょう。もし,今ストレスのある職場で働いていたりして,気分が優れない方は秋ウコンを摂取してみるのも一つの手段です。

また,ドーパミン前駆体のL-ドーパを摂取することでより直接的に神経伝達物質のモノアミンの力を高められる可能性があります。L-ドーパはウコン同様天然の植物であるムクナ豆に豊富に含まれており,その粉末をカプセルにした製品が比較的安価に(もちろん合法に)手に入れることが出来ます。

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