うつ病だけでなく発達障害にも効くうこん万能説
以前過去の嫌な記憶などを思い出して「あ～っ」ってなる症状にはうこんが効くという記事を書きました。「過去を思い出してあーってなる」でググると3,560万件もヒットすることから同じような悩みを抱えている人は多いようです。
少し調べてみたところ，この症状、チック症というそうです。チック症のうち声を出す症状はトゥレット症候群といって発達障害の症状の一種だとのこと。症状のイメージがつかない人は下記動画を参照ください。一定の感覚で「ウッ」ってなって体も動かしています。
この人の症状はそうとうひどくほとんどの人はここまで症状が出ないです。別にこの人は誰かに危害を加えようとしているわけでは全くなく，ただ体を動かしたい欲求が抑えられなくなっているだけです。もう少し身近なケースだとビートたけしが肩をグッとする行動や石原慎太郎氏が目をぎゅっとつむる行為もチック症らしいです。発達障害の一種で「障害」なんてついているからあれですが，とても身近でほとんどの人は普通に日常生活を送っています。
なぜこういう症状が出るかについて脳の働きによるものであろうという説があります。脳のニューロンという部分の神経伝達物質であるドーパミンやノルアドレナリンなどのモノアミン系の物質の機能が十分に発揮されないためにこのような症状が出るというものです。ウコンを飲むことでこのモノアミン系の物質の伝達がスムーズになり症状が抑えられると考えられています。
また，そもそもなんで私がウコンを飲んでみようと思ったかというと小菅正規氏の「私はウコンでうつを治した！」という本を読んでみて興味を持ったのがきっかけです。私はうつ病ではないですが試しに飲んでみたところ，「過去を思い出してあーってなる」というのがなくなったという経緯があります。調べるとうつ病も脳のモノアミン系がうまく働かなくなっているのが原因というモノアミン仮説があります。原因が一緒であればウコンで両方とも改善するということも納得がいきます。
私が以前「ウッ」ってなっていた時ですら動画の彼とは比較にならないほど症状のレベルは低いのですが身内にうつ病にかかった人もいるし多分遺伝的にモノアミン系の働きが弱い可能性はあります。自分でもなんとなく自覚はありますが（部屋の掃除が苦手、オチのない人の話を聞くのが苦手），少し発達障害の気があるのかもしれません。
多分日常生活を送る上で大きな問題にはならない軽い発達障害やADHDの傾向がある人というのは結構いるような気がします。様々な国で一定の人口比で発達障害的な人は存在するそうですが，日本は監視社会ということもあり発達障害の（気のある）人にとっては非常に生きづらいと思います。ある調査によると軽度のものも含めれば人口の10％は発達障害に分類されるそうです。
うつ病や発達障害用の薬もあるそうですが，薬を服用するのはハードルが高いし副作用も怖いです。薬で治療するまでではないけど，チック症で悩んでいたり高ストレスでうつ病になる可能性があるような人はウコンは副作用もなく安いので始めやすいのでおすすめです。
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