配当金が少額でも配当再投資は可能だし意味がある
読者の方から少額の配当金での配当再投資の意味(手数料負けするのではないか)と少額ではそもそも1株も買えないのではないかというご質問がありましたので以下ご回答させて頂きます。
なお,結論から言うと少額からでも手数料負けしない配当再投資は可能ですし、米国株は比較的少額からでも投資可能です。
読者様からのご質問お待ちしてます
ご質問の紹介,回答の前に告知です。このように読者の方でもしご質問や投資に関して聞いてみたいことがあったらぜひ積極的にご質問下さい。ツイッターのDMでもいいしブログのコメントフォームからでもいいです。どんなレベルの質問でもよいです。レベル低そうだからという理由で躊躇はしないでください。むしろそういう質問こそ今投資をしていない人にとっては有益だと思います。
普段実生活で投資の話をすると「配当金って何?」とか「100万円分の株を買ったら100万円はどこに行くの?」、「英語分からないけど大丈夫?」というような質問を受けることがよくあります。このような感じでもいいので少しでも疑問に思ったことはどしどし質問ください。むしろこういう人たちが正しくリスクと期待リターンを理解した上で,投資するかしないか判断してもらいたいというのが私がブログやっているモチベーションです。
少額での配当再投資について
以下,読者様からの質問になります。
ご質問ありがとうございます。
ご質問の要点としては
・少額(この場合1万円)では配当再投資しても手数料負けするのではないか?
・1万円では1株も買えないのではないか?
の2点かと思います。
以下回答いたしますが、再度結論を言うと、少額からでも手数料負けしない配当再投資は可能ですし海外株であれば1万円あればほとんどの銘柄を買うことができます。
手数料について
2019年7月末まで海外株を扱うネット証券会社では最低手数料が存在してました。私がメインで使っているSBI証券ではそれが5ドルでした。現在は最低手数料は撤廃され,約定代金の0.45%,最高手数料が20ドルになっています。その他海外株を扱っている楽天証券やマネックス証券も基本的には同様の手数料になっています。
もし,1万円の株を買って手数料0.45%だと手数料は45円です。配当利回り5%の株を買えば,四半期当たりの配当金は125円なので配当金一回分でお釣りが来ます。手数料は低ければ低いほど好ましいですが,この程度であれば十分許容できる範囲でしょう。
1万円でもほとんどの銘柄が購入可能
日本株だと最低購入単元というのがあって通常の方法では100株、1000株単位でしか買えません。そうすると少なくとも数十万円~100万円の資金が必要です。ただ海外株はその概念がないので1株からでも購入可能です。例えば私は現在11銘柄保有していますが1万円(93ドル)で購入不可能な銘柄はジョンソンエンドジェンソンだけです。ジョンソンエンドジェンソンも130ドル程度なのでもうちょっと頑張れば購入可能です。
というわけで、ご質問の回答を再々度繰り返すと少額からでも手数料負けしない配当再投資は可能ですし海外株であれば1万円あればほとんどの銘柄を買うことができます。
さらに付け加えると1万円よりももっと安い1,000円とかの配当金でも何回か分貯めれば配当再投資できます。例えば,私の保有する銘柄で5000円以下(47 ドル以下)で投資できる銘柄は,BP、ブリティッシュアメリカンタバコ、アルトリア、AT&T、WBK、PFFがあります。また,配当再投資する時期がずれても複利効果に与える影響は軽微です。
ただ,当然投資金額が大きい方がリターンの絶対値が増えます。100万円を7%複利で30年運用した場合,711万円になりますが,1000万円では7114万円です。資本主義社会なのでお金持ちに有利なのは仕方がありません。そのため,私は入金力を高めるべく節約、収入を少しでも増やすことに腐心しております。
以上、ご参考になれば幸いです。
株式を配当再投資することの意義、高配当株の魅力は下記記事にまとめています。
再度の告知
繰り返しになりますが,投資に関して何か疑問がある人は遠慮せずご質問ください。レベルが低いかもと思っても構いません。むしろそういう方こそどんどん質問いただき少しでも米国株投資について理解いただきたいと常日頃から考えています。
100万円分の株を買ったら100万円はなくなると考えている人は結構いる。含み損とかの話ではなく。すでに3人くらいからこう言われたことがある。
自分には全くわからない発想だがこういう人にこそきちんとリスクを理解してもらって投資してほしい。— 田舎サラリーマン@低ストレス生活志望 (@happychaguma) October 7, 2019
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