科学研究の常識とサラリーマンの給料の常識を疑え
岡山県立笠岡高サイエンス部の植松蒼さんがセミの成虫の寿命調査を行った結果についてのYahoo!ニュースを見て非常に興味深いと思いました。
これまでセミの成虫は1週間程度の寿命と俗説で言われていましたが彼が行なった野外調査によると1ヶ月程度の寿命であることが分かりました。
彼は2016年の7月中旬から9月中旬のほぼ毎日,セミを捕まえては羽に油性ペンでマーキングしました。その後、マーキングした863匹のうち15匹を再捕獲し,4匹を再再捕獲したところ,最長生存確認記録はアブラゼミが32日間、ツクツクボウシが26日間,クマゼミが15日間で,成虫の寿命を1週間程度とする“常識”を覆す結果が得られました。
給料も疑うべき【収入を得る方法は1つでない。キャッシュフローを意識。】
植松さんのすごいところは従来の常識を疑ったことです。このように科学の世界ではこれまで常識だと思われていたことがちゃんと調べたら間違っていたということがよくあります。分かりやすい例としては中世ヨーロッパでは天動説(地球は動かない)ということが常識でしたが,ガリレオはその常識を疑い,綿密に観察することで地動説(地球は動く)ということを証明しました。
人が生きる上で大きなウェイトを占めざるを得ないお金を稼ぐということについても同じだと思います。
サラリーマンの多くは「お金を稼ぐ」=「給料を稼ぐ」となってしまっています。給料は労働者の能力や成果により上がるわけではないので、給料をもらうことだけでお金持ちになろうとすることは徒労に終わります。(一部の歩合の仕事を除く)
当然貯蓄だけでセミリタイアするのは通常困難です。なぜなら、みんなが少し頑張って貯蓄したら辞められるくらいの給料を企業が払ってしまったらみんな辞めていくので企業にとって都合が悪いからです。
サラリーマンでもお金を稼ぐ方法は1つではない
そんな人生の大部分を決定されてしまっている悲しい運命のサラリーマンでも常識を疑うことで見えてくる世界が変わります。私はこれでだいぶ人生観が変わりました。
疑うべき常識はお金稼ぐ方法は“給料のみ”だという常識です。要は副業もあるよということです。
サラリーマンでもできる副業としては株式投資で配当金を得たり、ブログを書いて広告収入やアフィリエイト収入を得たりなどを挙げることができます。
私はまだ給料を代替できるには程遠いですがどちらからも少なからずキャッシュフローが発生しています。そして、給料と違って副業の場合いいところとしては、自分の実力や努力で成果が比例するところがいいところです。
実際サラリーマンでも配当金を月に20万円稼いでいる人がいたりブログで月30万円以上稼いでいる方もいます。合わせれば一部上場企業の課長職並みのキャッシュフローです。これに本業の安定した収入があればお金に対する不安はだいぶなくなるでしょう。
ここ数十年の傾向としてサラリーマンの手取り収入は減っています。そして、年金などの社会保障も減額されていくことは必至でしょう。とはいえ、発想の転換をして個人で副収入を得ることに注力すればまだまだ日本に住むのもオワコンではなくむしろ、治安も良くサービスもいい日本はまだまだ捨てたものではないでしょう。
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